「しらこい」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

関西弁の「しらこい」にはどんな意味があるのでしょうか。

今回は、「しらこい」の意味と類語について解説します。

「しらこい」とは?意味

「しらこい」とは?意味

「しらこい」とは、「知っているのに知らないふりをしている」という意味を持つ関西方言です。

「しらこい」の概要

「しらこい」の概要

「しらこい」は関西全域で広く使われている方言です。

事情を知っているのに知らないふりをして聞いたり、ネタバレしているのに初見であるように振る舞ったりなど「知っているという事実を周囲に明かすことなく隠し知っていないと偽装すること」「しらこい」といいます。

「しらこい」という言葉が使われるのは「知っていて隠していると周囲が気づいているとき」です。

他人の態度や振る舞いに対して使われる言葉なので知っているのに知らないふりをしている人に対しそのことを気づいた人が指摘する際に「しらこい」という言葉を用います。

知っていて隠している自分自身に対して「しらこい」という表現を使うことは通常ありません。

「しらこい」が示しているのは「知っているという事実をうまく隠せていない」という事実です。

何か隠していることに気づいていることを指摘する言葉なので必然的に相手の偽装工作がつたなく知っていることがばれている時のみに使われます。

「しらこい」の言葉の使い方や使われ方

「しらこい」の言葉の使い方や使われ方

・『本当は知っているのにしらこい奴らだ』
・『初耳だといっているがずいぶんとしらこい』
・『あまりにもしらこいと気持ちが萎えてしまう』

「しらこい」の類語や言いかえ

「しらこい」の類語や言いかえ

・白々しい
「ウソであることが見え透いているさま」を意味する言葉です。

「しらこい」と意味はほぼ同じですが「しらこい」が関西地方のみで使われる方言であるのに対し、こちらは全国で通じる共通語です。

まとめ

まとめ

「しらこい」を共通語だと思っている関西人は少なくありません。

関東で使って意味が通じつ戸惑うことも多いので関西人はもちろん関西以外の人も誤解を防ぐために意味を知っておきましょう。

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