「有している」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「有している」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「有している」とは?

「有している」とは?

「有している」は、何かを内包しているという意味で用います。

よく見聞きするのは、「この新製品は、従来の○○にあった機能を全て有している」といったような使い方で、このような機能やできることなどの内容がそれにもあるという用いている例になります。

「内容」自体を対象にして、「この応用編の参考書は基礎編の内容も有しているのでおすすめです」などと使うこともでき、このように、何かにそれが入っているという解釈になる用い方が多く見られます。

「有している」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「有している」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「有している」は、この前に「所」とつけて「所有している」とすると、少し使い方が変わります。

そちらだと何かを持っているという解釈になり、「○○を所有している」とすれば、その○○を持っているという意味で用いています。

元の「有している」だけでも、この持っているという使い方ができる場合があり、例えば、「○○の資格を有している」という用い方がそれにあたります。

このような時には「所有している」としても同じ意味になるため、どちらを使っても構いません。

「有している」を使った例文

「有している」を使った例文

・『今回の新バージョンでは、それまでの機能を全て有しているだけでなく、新たにいくつもの新機能を搭載しています』
・『彼は大型の免許を有していると履歴書にあったので、現地でのトラックの運転を任せようと考えている』

「有している」の類語や言い替え

「有している」の類語や言い替え

・『含有している』
こちらは「含」と頭につけて表現で、何かを含んでいるという解釈になります。

成分的にそういったものが入っているという用い方に向いているため、「この食品はカルシウムを多く含有している」といったように使われており、「その機能も有している」のような使い方の言い替えには向いていません。

まとめ

まとめ

「有している」は、何かを内包しているという使い方、またはそれを持っているという解釈で使われています。

この後者では資格の類いを対象にして用いられており、「所有している」とも表現することができます。

成分として含んでいると使う場合には、類語で挙げた「含有している」とするといいでしょう。

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