「机上で考える」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「机上で考える」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「机上で考える」とは?

「机上で考える」とは?

「机上で考える」は、具体性を考慮せずに考えることを指します。

「机上で考えるにはこれでうまくいくと思うのだが、実際にやってみるまでは分からない」のような使い方になり、とりあえずそう考えてみたものの、これでうまくいくはずだが、といったニュアンスになると考えてください。

つまり、その案や計画などが実際に使える(具体的に利用できる)ものかどうか分からず、そのように考えてみただけ、と「机上で考えるには〜」のように使うようなこともでき、この(考えている)時点では何の具体性もないといった意味になります。

「机上で考える」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「机上で考える」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「机上で考える」は、計算した上では、という解釈で使われることもあります。

意味としてはそうだとしても、やはりそこに具体性は何もないため、その計算も合っているのかどうか怪しいと言わざるを得ません。

つまり、この「机上」と用いた時にはほとんどの場合で単なる思い付きやその類いのことだと考えて構わず、そういったものを「机上の理論」などと表現します。

ただし、「机上の理論の通りになった」といったように使った時にはそれが合っていた(確かだった)という解釈になり、そのような用い方もまま見られます。

「机上で考える」を使った例文

「机上で考える」を使った例文

・『机上で考えるだけでは心許ないため、まず一度は現地に赴いてください』
・『実際に行ってみると、机上で考えるのとは全く違うことは分かった』

「机上で考える」の類語や言い替え

「机上で考える」の類語や言い替え

・『卓上で考える』
この「卓上」と使った時も同様で、具体性のない考え方や計算の上では、といった使い方になります。

どちらも机や卓の上で考えただけのものという解釈になり、実際には役に立たないという意味で用いるもので、「卓上の理論では〜」のような使い方ができる点も一緒です。

まとめ

まとめ

「机上で考える」は、実を伴わない考えを指して用いられます。

一応の計算としては成り立っていたとしても、具体的にそれが活用できるものかどうかは全く分からず、この考えている(それをした)時点では思い付きなどに過ぎないといった解釈になる表現で、「卓上で〜」としても同じ意味になります。

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