「結果として」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「結果として」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「結果として」とは?

「結果として」は、そのようになった経緯などを踏まえて、「結果として○○となりました」といったように用いる表現です。

そういった流れがあってこのようになったという用い方になりますが、そこを簡単にして「色々とありましたが、結果としてこうなりました」などと使うこともできます。

よって、基本的には何がどうなって、そういうことがあったため、「結果としてこの○○になりました」のように使いますが、「結果としてはこの通りです」などと、まずはどうなったのかということだけを伝えるために用いることもできます。

「結果として」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「結果として」は、先のように、それに至った経緯などと共に用いられます。

要はそこまでの過程の説明を述べて、そうなったと使うことになりますが、そこまでの流れをきちんと組み立てる必要があります。

例としては、「思ったより人数が集まらず、時間も限られていたため、結果としてあまり進めることができませんでした」のような用い方になりますが、このようなあまりよくない結果となってしまったという使い方だけでなく、「時間がありませんでしたが、結果としては満足しています」といったような用い方もできます。

「結果として」を使った例文

・『結果としてこういった形になってしまいましたが、最大限努力はしたつもりです』
・『予算があまりなく、機材にも乏しい中を頑張りましたが、結果としてあまりいいものは作れませんでした』

「結果として」の類語や言い替え

・『結論として』
この「結論」とすると、何かの「結果」ではなく、そこまでの話を踏まえた結論を述べるための表現になります。

こちらもその過程の説明と共に用いることになり、「結論としてはこうなります」、「最終的な結論として、このようになりました」などという使い方をされています。

まとめ

「結果として」は、そこまでの経緯などと共に、最後にこうなったという使い方をするために使います。

そういった過程からその結果に落ち着いたと用いますが、まずは結果だけという使い方をしてもよく、そのような用い方でもまま見聞きする表現です。