この記事では「ため息をつく」について解説をします。
「ため息をつく」とは?意味
「ため息をつく」とは?意味
思わず吐息が出る、という意味です。
「ため息」は、精神的な疲れから、また感動したとき、緊張がとけたときに、思わず出る大きな吐息をいいます。
口から息を吐きだし、そのときに音が聞こえます。
「つく」は息を出すという意味です。
漢字では「吐く」と書きます。
「吐く」を「つく」とするのは常用漢字にはない読み方で、また「吐く」と書くと「はく」とも読めるので、ひらがなで書かれることが多いです。
「ため息をつく」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ため息をつく」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、思わず吐息が出ることを指して用います。
吐息を出すのが話し手の場合も、他人の場合でも、この言葉を使うことができます。
たとえば、発注ミスをして上司に叱られてしまったとします。
この人は、発注ミスをしたことと、上司に叱られたことにショックを受けました。
そのショックから、自分の席に戻ったときに思わず吐息が出てしまいました。
このような状態を指して用います。
上司の前で「ため息をつく」と不快にさせるので、それはやめましょう。
「ため息をつく」と会話の中で使うことはあまりありません。
ため息は好ましくないものと思われているので、それをわざわざ指摘しません。
もし会話の中で使うならば、「ため息をついてしまいました」「ため息をつきたくなります」など、「つく」ではなく形を変えて使われます。
「ため息をつく」を使った例文や文章
「ため息をつく」を使った例文や文章
・『ため息をつくのもわかります』
「ため息をつく」の返答や返信
「ため息をつく」の返答や返信
何か悩んでいそうならば、話を聞いてあげてみてはどうでしょうか。
精神的に疲れていることがあり、大きな吐息を出してしまったのかもしれません。
アドバイスができなくても、話を聞くだけで精神的な負担が軽くなるはずです。
感動をして「ため息をつく」こともあります。
その場合は、何に感動しているのか話を聞いてみるとよいでしょう。
望ましい事柄ならば、喜んで話してくれるはずです。
まとめ
まとめ
この言葉は、思わず出る大きな吐息を指して用います。
疲れているときに人の前で「ため息をつく」と嫌がられることがあるので、気をつけてください。