「差し引き」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

お金のやり取りに関するフレーズは色々とありますが、今回の「差し引き」もそれに該当するフレーズと言えるでしょう。

今回はこのフレーズについて解説いたします。

「差し引き」とは?

「差し引き」とは?

「差し引き」とは、一般的に金銭のやり取りの中で、貸し借りの精算や受け取りと支払いの精算、またはその結果(の金額)を意味します。

そこから派生して、物事のプラス面やマイナス面を打ち消し合うことや、それで残った結果に使用することもあります。

また、極めて少ない事例ですが、潮の満ち引きや体温の上下動を表現することもありますが、ほぼ考慮しなくて良いでしょう。

表記については、「差引」「差引き」とされる場合もあります。

「差し引き」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「差し引き」の使い方や使われ方、使うときの注意点

例えば、あなたが友人に1万円貸すことになったとしましょう。

以前に2千円を逆に借りていた場合、相手は8000円だけ返せば良いことになります。

この場合に「君の返済額は、以前自分が借りた2000円があるので、差し引き8000円で良い」というような形の表現になります 他にも、「本来の支払い分から割引分を控除して、最終的な支払額は差し引き2万円になります」といった表現もあり得るでしょう。

金額面以外での使用では、「これまで散々君を助けてきたので、今回手伝ってもらったとしても、まだ差し引きで君には十分貸しがある」のような、数値化できない損得に対する使用も考えられます。

「差し引き」を使った例文や文章

「差し引き」を使った例文や文章

それでは、上記以外に考えられる使用例を挙げてみましょう ・『給与の前借り分があるので、差し引き20万円の支給になります』
・『これまで受けた恩義は、返した分を含めても差し引きで余りある』

「差し引き」の類語や言い換え

「差し引き」の類語や言い換え

「差し引き」の類語としては、総合的な計算結果を意味する「プラスマイナス」、反する事柄や金額で打ち消し合い、その残った結果を意味する「相殺」「そうさい」が考えられます。

他にも「正味」「しょうみ」が、「実質的な数量」という意味があるので「差し引き」と似たような意味で使用される場合もあります。

まとめ

まとめ

「差し引き」とは、主に収支や貸借の精算やその結果の金額を意味する言葉です。

また、金額化や数値化できない、損得の相殺にも用いられる場合があります。

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