「バレテーラ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「バレテーラ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「バレテーラ」とは?意味

「バレテーラ」とは?意味

人にバレたくないと思う隠し事がばれてしまうことを「バレテーラ」と言い、「もう人にバレているわ」が音変化したことで「バレてらあ」とノリよく表したものです。

元々は動詞の「バレる」と接続助詞の「て」、動詞の「いる」の連語となり、終助詞の「わ」を付けます。

「バレてらあ」と自分の本当の行動や考え方が相手に読まれてしまい、がっかりする気持ちを吹き飛ばすようどこか陽気に言い放って言い返せる言葉になります。

「バレテーラ」の概要

「バレテーラ」の概要

元ネタは1993年に放送開始したCMの『クノールカップスープ』で、女優の小泉今日子が出演していました。

このバッドモーニング編では、朝帰りした娘役の小泉今日子に対して母親が顔を合わせたとき、あまりにも上機嫌なためどこに泊まってきたのか聞けば「友達の家に泊まってきた」と返事します。

しかし、その友達から電話があったことを伝えると「バレテーラ」と言って驚き、すがすがしい朝であるというのに、悪い朝になってしまったという内容でした。

様々なシリーズはありましたが、この回が若者の間で一番印象に残り、現代でも使われている言葉となったのです。

「バレテーラ」の言葉の使い方や使われ方

「バレテーラ」の言葉の使い方や使われ方

恋人の家に泊まりに行った娘に、家族が本当はどこに泊まったのか知っていましたが、わざと泊まった場所を聞けば「友達の家」と返答したとき、「彼氏の家でしょ」と言ったとき思わず「バレテーラ」と恥ずかしさと驚きを表すわけです。

他にも、友達と会う約束していたのに、気分がのらないので「お父さんが倒れたから行けない」と伝えれば、友達が「さっき歩いている姿を見た」と伝えてきてすでに嘘がばれていてやってしまった気持ちを込めて「バレテーラ、ごめん」と謝ります。

恋愛においては、二股かけていることがバレているのに、「付き合っているのはあなただけ」と伝えれば「さっき君の浮気相手と会った」と言われて衝撃を受けてパニックになる気持ちを「嘘でしょ、もうバレテーラ」とひどく焦る気持ちを表すわけです。

「バレテーラ」を使った例文(使用例)

「バレテーラ」を使った例文(使用例)

・仮病で会社を休もうとしている人が電話をかける。

『風邪気味なので今日は休みたいのですが』
『へえ、朝、君の家の前を通ったら元気よく洗濯物を干していたけど。風邪じゃないな』
『バレテーラ』
・早退して早く彼氏に会いたいと思う女性が教師に相談する。

『母親の具合が悪いので、今日は早退させてください』
『朝、信号待ちしているとき、君のお母さんと車ですれちがったけど』
『バレテーラ』
・浮気している夫が女性とデートするため工作しようと妻に電話をかける。

『まだ仕事が終わらなくて会社に残っているんだ。

悪いけど遅くなる』
『あなた今、女性と駅前のカフェにいるでしょう。

道路から丸見えよ』
『バレテーラぺペロンチーノ』

まとめ

まとめ

本当は隠しておきたかったことが、すでに相手にばれていたとき放つ言葉が「バレテーラ」です。

嘘がばれたことを外国人のようにあえて陽気に伝えるために使うことで、気まずい雰囲気にならないようにできる言葉でもありますので、自分なりに考えて使ってみるといいでしょう。

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