ここでは「間近に見る」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「間近に見る」とは?
「間近に見る」とは?
「間近に見る」は、とても近くで見るという意味になります。
ただ物理的にそういった位置から見るという意味ではなく、その対象がきちんと確認できる距離で見るといった解釈になり、「間近に見ると、すごい作りになっているのが分かった」などと用います。
この場合には、そのすごさがきちんと分かる距離から見たという意味になり、「○○選手のプレイを間近に見る機会があった」とした時には、その選手のプレイの内容がちゃんと分かるほど近くから見ることができたと言っていると考えていいでしょう。
「間近に見る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「間近に見る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「間近に見る」は、「間近で見る」とも使われます。
意味は一緒ですが、「間近で見るとすごかった」などといった使い方にはそちらにした方が向いているので、文脈によって使い分けるといいでしょう。
この場合も、しっかりとどういう様子なのかが分かる距離で見るという意味になり、「あの選手のプレイを間近で見られるチャンスが〜」といったような用い方もよくされています。
よって、実際の距離がどれくらいなのかといった様子とはそれほど関係ない使い方をすることも少なくありません。
「間近に見る」を使った例文
「間近に見る」を使った例文
・『内部まで間近に見る機会はそうはないので、細かい所までしっかりと見ておきます』
・『試合をここまで間近に見ることができる席をとってくれた彼には感謝している』
「間近に見る」の類語や言い替え
「間近に見る」の類語や言い替え
・『近い位置から見る』
単に距離的な近さの表現に使いたい場合には、このようにするといいでしょう。
こちらは物理的な距離のみを表しているため、その様子がきちんと確認できるといった解釈になる「間近に見る」とは少し異なる使い方になります。
「近い位置で見る」としても同じで、「とても近い位置から〜」とすると更に距離が近いという意味になります。
まとめ
まとめ
「間近に見る」は、その対象の様子がきちんと確認できる距離から見るという意味で使われています。
単に距離が近いというだけではないので、例え距離が何メートルもあっても、そういった様子がしっかりと確認できれば「間近に見ることができた」のように用いて構いません。