「愛燦燦」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「愛燦燦」【あいさんさん】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「愛燦燦」とは?意味

「愛燦燦」とは?意味

深い愛情がまるで太陽のようにきらきらと光を放ちながら全身に降り注ぐという意味があるのが「愛燦燦」【あいさんさん】です。

太陽の輝く光が明るくきらきらと輝く様を表すのが「燦燦」の意味であり、そこに「愛」を足すことで愛する者の愛情が強く自分の身を包むように照らすという意味合いで使われるわけです。

きらびやか、あきらかという意味がある「燦」という漢字は上等な白く輝く白米を表しており、炊いたときあざやかな様が米から火に変わり、「愛燦燦」という言葉が生まれました。

類語に「煌々」と書いてきらきらと書くように、太陽の光が照る様子を表すように、美しい太陽の光がこうこうと地面を照らす様を表すわけです。

「愛燦燦」の概要

「愛燦燦」の概要

昭和を代表する歌手の美空ひばりが歌う愛燦燦が世の中に出ると、いっきにこの言葉が中高年の間に知られるようになりました。

1986年に発売した楽曲は、その後たびたび歌手にカバーされていて多くの年代が知るところになります。

最近は同じ曲名で2007年に8月22日にバンドの“Chicago Poodle”(シカゴプードル)が「愛燦燦」を発表して話題になりました。

そんな美空ひばりの歌詞の一部に「愛燦燦と、この身に降って」と書かれているように、愛する人からの強い愛情を全身に降り注ぐような気持ちに包まれた己が嬉し涙を流すほど幸せに感じる様を美しい言葉で表す台詞が話題を呼びます。

そして、恋愛する女性の気持ちを強くつかみ、多くのファンを集めて、彼女の曲が指示されるようになったのです。

「愛燦燦」の言葉の使い方や使われ方

「愛燦燦」の言葉の使い方や使われ方

仲のいい家族が一つのテーブルを囲み、会話をしながら一緒に料理を食べる光景を想像させる歌詞と曲は「愛燦燦を感じさせる家庭だ」と言います。

そんな歌詞を感情込めて歌い上げる美空ひばりの歌声を聴いた人は「愛燦燦は泣ける曲だ」と感動した気持ちを表します。

「家族の愛燦燦と降り注ぐ日々に感謝する」と強い愛情を受けられる自分はとても幸せだと感じる気持ちを表すときに使われている言葉です。

「愛燦燦とわが身に降り注ぐ愛情に包まれる」と自分の状態がとても幸せに感じ、嬉しいと思う自分の気持ちを表します。

「愛燦燦」を使った例文(使用例)

「愛燦燦」を使った例文(使用例)

・『家族愛に包容力を表す歌詞と作曲した人は小椋桂だった』
・『味の素のCMで使われていた曲を美空ひばりに歌わせたいと岩上昭彦が提案した』
・『第40回NHK紅白歌合戦では、美空ひばりの親友である雪村いずみが愛燦燦を見事に歌い上げた』
岩上昭彦に作詞・作曲してもらいたいと(株)味の素側が依頼したとき、家族愛だけでなく、包容力を感じさせる楽曲にしてほしいと提案したのを元に作られました。

そして、病気で倒れてあの世へと旅立った歌手の死後、生前仲が良かった雪村いずみがこの曲を魅力たっぷりに歌い上げて視聴者の心をとらえて話題をさらったのでした。

まとめ

まとめ

自分に愛情を注いでくれる家族の気持ちを強く感じる人の幸せな様子を表せるのが「愛燦燦」です。

深い愛情を太陽のように浴びることでこのうえない幸せを感じたときさりげなくこの言葉を使ってみれば、素敵な感情表現ができるでしょう。

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