「こぴっと」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「こぴっと」の意味を分かりやすく説明していきます。

地方の方言を学んでいきましょう。

「こぴっと」とは?意味

「こぴっと」とは?意味

「こぴっと」とは山梨県の方言のひとつ。

「きっちり」「ちゃんと」という意味があります。

「今日もこぴっと、がんばろう」のように、テンションを上げていく時につかいます。

「しっかりね」のように、相手を励ましたいシーンにふさわしい言葉です。

甲州弁の特徴は山梨県に近い、長野や静岡のイントネーションに近いこと。

また「こぴっと」の他にも、何時をあらわす「いくじ」、調子に乗るの「ちょびちょび」など、独特の言葉があります。

また「こぴっと」は山梨県内で愛されている言葉で、整骨院やパソコン教室、キャンプ場の名前にもこぴっとが使われています。

ちなみに『週刊こぴっと』というのは、地元にある小中学生向けの子ども新聞の名前です。

街のいたる所で見かけます。

「こぴっと」の概要

「こぴっと」の概要

「こぴっと」という方言は、山梨県で話されている昔ながらの方言です。

この言葉が有名になったのはNHKの連続テレビ小説『花子とアン』です。

花子とアンの舞台になっているのは、山梨県の甲府市。

翻訳家として羽ばたいた、村岡花子さんの実話をドラマ化しています。

ヒロインには女優の吉高由里子さんが選ばれて、そのチャーミングな演技が話題をあつめました。

このドラマの中で吉高由里子さん演じる花子や、花子を囲む町の人たちが口にするのが「こぴっと」です。

山梨の美しい山々と、どこまでも広がる畑。

幻想的な風景に「こぴっと」という、妖精らしい言葉は見事にマッチしています。

「かわいい」「つかってみたい」とSNSにブームを巻き起こしました。

「こぴっと」の言葉の使い方や使われ方

「こぴっと」の言葉の使い方や使われ方

「こぴっと」の使い方を学んでいきましょう。

・『いってらっしゃい。今日もこぴっと頑張ってね』
・『先生にこぴっと、伝えておいたからね』
・『本番まで、あと少し。本日のレッスンも、こぴっと練習しましょう』
「こぴっと」「ちゃんと・きちんと」の意味があります。

仕事や学校に行く人に、声をかけるシーンで使われます。

さらに上級者になると「です・ます」の代わりとして「ずら・べ」を使います。

慣れてきたらこのような甲州弁に、チャレンジしても面白いです。

「こぴっと」の類語や言いかえ

「こぴっと」の類語や言いかえ

「こぴっと」の関連語をおさえていきます。

・きちんと
・きっちりと
・みっちり
「こぴっと」はさぼらずに、目の前の作業を徹底してやること。

やるべき作業をスルーせずに、正しくこなすのが「こぴっと」です。

見た目はかわいい表現ですが、甲州の方の、実直さもあらわす言葉です。

まとめ

まとめ

「こぴっと」の意味と使い方をおさらいしました。

「こぴっと」「きちんと」という意味があります。

山梨県で使われている方言です。

NHKの朝ドラ『花子とアン』で何度も登場するようになって、スポットライトを浴びています。

念入りにするという、前向きな訳があります。

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