「復調してきた」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

人や物事の状態や状況を表す表現は少なくありません。

今回の「復調してきた」もその事例であり、これより解説いたします。

「復調してきた」とは?

「復調してきた」とは?

「復調」「ふくちょう」と読み、「調子を取り戻すこと」「元の調子に戻ること」という意味があります。

一方で、「してきた」については、徐々に何らかの状態になってきているという意味があります。

以上のことから、「復調してきた」というフレーズは、「調子を取り戻してきている」という内容を意味しています。

「復調してきた」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「復調してきた」の使い方や使われ方、使うときの注意点

このフレーズは、調子が悪くなった人やスポーツチームまたは機械などの状態が、回復基調にあることを説明するためのものです。

「チーム状態はかなり復調してきた」「身体が重かった状態から大分復調してきた」などが考えられます。

注意しないとならないのは、あくまで「回復の流れに乗っている」だけで、完全に回復はしていないということです。

「復調してきた」を使った例文や文章

「復調してきた」を使った例文や文章

それでは、上記以外に考えられる使用例を挙げてみましょう。

・『最悪な状態から復調してきた』
・『復調してきたとは言え、まだまだ全盛期の状態にはない』
・『見た目は復調してきたように思える』

「復調してきた」の類語や言い換え

「復調してきた」の類語や言い換え

「復調」については、既出の「回復」の他、「立ち直る(こと)」が類語として挙げられます。

また「してきた」については、類似表現として、既出の「基調にある」、または「途上にある」「なりつつある」もしくは「しつつある」が、「なってきている」という意味で該当します。

以上のことから、「立ち直りつつある」「回復途上にある」などが言い換え表現として挙げられるでしょう。

また、類語からの言い換えではありませんが、「スランプを脱する」「不調を脱する」などの表現も言い換えとして機能します。

まとめ

まとめ

「復調してきた」とは、調子が戻ってきていることを意味する表現です。

完全に調子が元に戻ったわけではなく、回復の途中にあることを意味する表現ですので注意しましょう。

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