この記事では「楽しみにしている」について解説をします。
「楽しみにしている」の敬語での表現
「楽しみにしている」の敬語での表現
敬語にすると「楽しみにしております」となります。
「楽しみ」は敬語にはできません。
この場合は「お楽しみ」「ご楽しみ」などとはしません。
「ている」を丁寧な言い方にすると「ております」となります。
現在の状態を表す言葉です。
「楽しみにしている」を敬語で言い換えた場合の使用例
「楽しみにしている」を敬語で言い換えた場合の使用例
『イベントを楽しみにしております』
「楽しみにしている」を敬語で言い換えた場合の使い方
「楽しみにしている」を敬語で言い換えた場合の使い方
この言葉は、自分が何かを待ち望んでいるときに用います。
自分の気持ちを伝えるために、こういった表現がされます。
この場合「お楽しみ」と「お」を使った表現にはしません。
「お話」「お手紙」のように名詞に「お」をつけて、尊敬の意を表す方法がありますが、「お楽しみにしております」という表現は不自然です。
話し手側が楽しみにしているので、この場合は「お」は使わない表現をします。
使う場面をイベント開催のことで説明します。
Aさんはイベントの担当を任されています。
このイベントを成功させるために、これまで努力をしてきました。
来場者に喜んでもらうために工夫をして、他の人たちと協力をして、準備を進めてきました。
そして、明日がいよいよ開催当日です。
来場者は喜んでくれるだろうかと、開催の日を待ち望んでいます。
この気持ちをこの言葉で表現することができます。
対面で伝えるときには態度も意識してみてください。
人は声のトーンや表情など、言葉以外のものから感情を読み取っています。
いくら言葉を述べても、楽しそうな態度でないと気持ちは伝わりません。
声を明るくして、笑顔で伝えれば、楽しみであることが伝わるでしょう。
まとめ
まとめ
この言葉を敬語にすると「楽しみにしております」となります。
話し手側が何かを待ち望んでいるときに使われる言葉です。
「お楽しみ」とはしない点に気をつけてください。
楽しみなことがあると、気持ちを誰かに伝えたくなることがあると思います。
自分の気持ちを伝えたいときには、こういった表現をしてみるとよいでしょう。