「なお」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

社会人としての格式を上げるのなら、適切なビジネス敬語を知っておきたいものです。

「なお」の正しい使い方と、言い換えた場合のビジネス敬語について学んでいきましょう。

言葉の知識を広げてください。

「なお」の敬語での表現

「なお」の敬語での表現

なおは「尚」または「猶」とあらわせます。

「さらに」という意味があるので、今まで話してきた事柄に関連する事柄を付け加える時に用いられています。

また「それでもなお」という意味合いもあり、環境が変わったにも関わらず、昔と変わらぬ性質であることも含めています。

そのため「なお」「付け加えると」「にも関わらず」のふたつの意味があります。

「なお」を敬語で言い換えた場合の使用例

「なお」を敬語で言い換えた場合の使用例

打ち合わせや朝礼の席で「なお」を使う場合は、補足説明をおこなう時に用いられています。

「今日の朝礼は、この辺りで終了です。

なお明日は本社の臨時会議が入っている関係で、お休みとします」
と使います。

ビジネス文書であらわすなら「追伸」に近い意味合いで追加事項をお知らせできるでしょう。

知っておいて欲しい事柄を述べる際に使いやすいです。

このほか会話文で「なお」を使うと「部長が他県に転勤になったが、今でもなお自宅から通勤しているみたいだ」と使います。

環境や状況が変わったのに、変わらぬ事実を伝える際に適用できます。

「なお」を敬語で言い換えた場合の使い方

「なお」を敬語で言い換えた場合の使い方

「なお」は適度な硬さのある表現なので、このままでも充分に活用できます。

補足事項の説明なら「加えて」「ちなみに」そして「〇〇に関してですが」そして「別件ですが」「本題とは外れますが」があります。

このほかビジネスメールでは「追伸」「追記」が挙げられます。

もう少しカジュアルに「なお」を言いたい場合は「ちなみに」「余談ですが」もあります。

まとめ

まとめ

「なお」の意味と使い方をレッスンしました。

普段何気なく覚えている言葉も、色々な使い道ができます。

置き替えた時の表現も学んでおき、ビジネス敬語の達人を目指していきましょう。

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