相手の方を待っていることを、丁寧にお伝えしたいことがあります。
「待ちます」の適切な敬語表現を学んでいきましょう。
「待ちます」の敬語での表現
「待ちます」の敬語での表現
相手の返答を待っている時、あるいは単純にこの場で先方の登場を待っている時のフレーズが「待ちます」にあたります。
ただ「待ちます」は敬語としての含みがないので、人によっては幼く聞こえることも。
「待ちます」の丁寧な表現は「お待ちしています」あるいは「お待ちしております」または「お待ち申し上げます」にあたります。
いずれも「お」を補っているので、「待ちます」に比べると愛想よく進化している日本語です。
上手に取り入れていきましょう。
「待ちます」を敬語で言い換えた場合の使用例
「待ちます」を敬語で言い換えた場合の使用例
こちらから新商品の売り込みをかけたものの、予算の都合上、先方からいいお返事をいただけないことがあります。
このような時の営業文句になるのが「ご都合のよろしい時まで、お待ち申し上げます。
ご予算や納期について分からないことがございましたら、何なりとご質問ください」です。
相手の出方を丁寧に待っているように聞こえて、紳士的なやり取りになるでしょう。
また待ち合わせ場所にいる時に、相手から連絡が入ることも。
「電車の遅延で数分遅れてしまう」と連絡があったら「ご連絡ありがとうございます。
込み合っていると思いますので、どうぞお気を付けてお越しください。
ご指定の場所でお待ちしています」とお伝えします。
「待ちます」を敬語で言い換えた場合の使い方
「待ちます」を敬語で言い換えた場合の使い方
「待ちます」に比べると大人びた言い方になっている「お待ちしています」や「お待ち申し上げます」。
丁寧さが伝わるフレーズなので、丁重にお伝えしたい時に適しているでしょう。
一方で相手から快いお返事をいただいていない時に、しつこく「お返事はまだでしょうか。
お待ちしております」とお送りするのは、おかしく感じられます。
相手の立場に立った、適度な間合いも意識しておきましょう。
まとめ
まとめ
「待ちます」の社会人らしい表現を学びました。
多くのフレーズを知っていると、印象良く周囲の方とやり取りできます。
その場にあう、適切な文に仕上げていきましょう。