この記事では、「がってん承知のすけ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「がってん承知のすけ」とは?意味
「がってん承知のすけ」とは?意味
「わかった、任せておけ」を江戸っ子の言葉でしゃれた言い回し。
「がってん承知のすけ」の概要
「がってん承知のすけ」の概要
「がってん承知のすけ」は、「わかった、任せておけ」という返事を江戸っ子の言葉でしゃれて言ったものです。
漢字では「合点承知之助」と書きます。
この漢字を見て分かるように「がってん承知のすけ」は「合点」と「承知」に「乃助」を付け、人名のような言い回しにした遊び言葉になっています。
「合点」は「理解した、納得した」という意味、「承知」は「依頼を引き受ける」という意味があり、これらを組み合わせた「合点承知之助」は、相手から依頼された用件に対し「わかった、引き受けるから任せておけ!」と快く返事をしている様子を表しています。
「合点承知」「おっと合点承知之助」など、小気味良いリズムの言い回しが数パターンあります。
「がってん承知のすけ」の言葉の使い方や使われ方
「がってん承知のすけ」の言葉の使い方や使われ方
「がってん承知のすけ」は、人から用事を頼まれた時、二つ返事で「分かりました、喜んで引き受けます」と伝えたい時に使います。
遊び言葉のため、かしこまった場面、目上の人に返事をする時には使わないようにしましょう。
ノリの良さを付け加えたい場合は「おっとがってん承知のすけ」と言うのも効果的です。
「がってん承知のすけ」の類語や言いかえ
「がってん承知のすけ」の類語や言いかえ
「がってん承知のすけ」は古い言い回しで、平成・令和生まれの人にはニュアンスが伝わりにくい言葉でもあります。
ほかの軽快な言い回しに替える場合は「OK」「オーライ」などを使ってもよいでしょう。
まとめ
まとめ
「がってん承知のすけ」は「わかった、任せておけ」という返事を人名のようにしゃれた、江戸っ子の言葉遊びです。
用件を依頼した相手からこの言葉が返ってきたなら「快諾してくれたのだ」と判断すればよいでしょう。