この記事では「貸してくれる」の敬語での表現や使い方について解説をします。
「貸してくれる」の敬語での表現
「貸してくれる」の敬語での表現
敬語にすると「貸してくださる」です。
「貸して」はこの形で差し支えありません。
「くれる」の尊敬語は「くださる」です。
「もらう」の謙譲語は「いただく」です。
自分にとって利益になる事柄を他人から受ける意を表すときや、頼んである事柄をさせるときに、「いただく」が使われます。
「貸してくれる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「貸してくれる」を敬語で言い換えた場合の使用例
『本を貸してくださる』
「貸してくれる」を敬語で言い換えた場合の使い方
「貸してくれる」を敬語で言い換えた場合の使い方
自分が他人から何かを一時的に使わせてもらうときに使用をします。
本のことで説明をします。
先輩がある本を読んで、その内容がとてもよかったそうです。
その本を後輩にも読んでもらいたいようです。
買って読むのは費用がかかるので、すすめてもわざわざ買わないと考えられます。
そこで、先輩が読んでいたその本を後輩に渡すことにしました。
費用がかからないなら、読みことにためらいを感じないはずです。
この先輩から後輩に本を渡す状況が、この言葉が意味するものです。
それを使いたいと自分から頼むときは「〜くださいますか」「〜くださると幸いです」といった使い方をします。
相手に何かをしてもらうときには、丁寧な表現をするように心がけましょう。
伝え方によっては、それを行ってもらえない可能性があります。
そして、不快にさせてしまい、今後ものを頼みにくくなる可能性もあります。
また、お礼を伝えることも大切です。
一時的に使わせてもらったならば、そのことへお礼を伝えましょう。
返す時期には気をつけてください。
長期間自分のもののようにしてしまうと、それを渡した人に迷惑をかけてしまうので、数日以上使う場合はいつ返すのははっきりと決めておきましょう。
その日をどうしても過ぎてしまいそうなら、早めに知らせておきます。
まとめ
まとめ
この言葉は、他人のものを一時的に使わせてもらうときに用います。
この言葉だけでなく、使わせてもらったときにはお礼も伝えましょう。
そして、使う期間も意識してください。