何気なく使っている言葉を、大人っぽく変換したいことがあります。
「足をお運びください」の敬語表現と尊敬語、謙譲語をチェックしていきましょう。
「足をお運びください」の敬語での表現
「足をお運びください」の敬語での表現
この場合の「足を運ぶ」とは、ある地点に行くことを述べています。
歩いて目的地に向かうこと、また営業用の車や電車を乗り継いでその場所に向かうことも「足を運ぶ」といいます。
「足をお運びください」は丁寧な「ください」が付いています。
さらに上品にすると「ぜひお立ち寄りください」になります。
「足をお運びください」を敬語で言い換えた場合の使用例
「足をお運びください」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば新しく完成した社屋に来てもらいたい時は「弊社の新しいオフィスが、ついに〇〇駅前に完成いたしました。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」と用います。
「お立ち寄りください」は気軽に立ち寄ってもらうという意味合いがあります。
また買い物ついでにお客様に窓口に立ち寄って欲しい時は「お気軽にお立ち寄りください」と、のぼり旗や手製の看板に書きます。
「ぜひ」や「お気軽に」を加えると、足をとめやすい雰囲気になるでしょう。
「足をお運びください」の尊敬語
「足をお運びください」の尊敬語
さらに丁寧な表現にしたい時は「お越しください」や「いらしてください」を用います。
また「いらっしゃってください」と用いることもできます。
「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」なので、上品に来てもらいたい時におすすめです。
「お天気のいい日に、ぜひいらっしゃってください」と使います。
「足をお運びください」の謙遜語
「足をお運びください」の謙遜語
こちらが先方を来訪する時があります。
立場が逆転した場合は「うかがいます」や「参ります」そして「参上します」を使います。
「近くにおりますので、あと5分ほどでそちらに参ります」と使います。
よく使う表現でもあるので、覚えておきましょう。
まとめ
まとめ
「足をお運びください」を解説しました。
丁寧な表現を知っておくと、いざという時に誇れる自分でいられます。
もっと敬語を好きになって、多くの人と関わってみてください。