日常生活やビジネスシーンにおいて、自分が何か失敗した時に、誰かから優しい言葉をかけてもらえるとありがたいものです。
そのようなシーンで使われるフレーズに、「そう言ってもらえると救われる」というものがあります。
さて、このフレーズを使う際にはどのような言い方をすればいいのでしょうか。
以下の記事の中で、敬語での表現の仕方に重点を置いて説明していきたいと思います。
「そう言ってもらえると救われる」の敬語での表現
「そう言ってもらえると救われる」の敬語での表現
「そう言ってもらえると救われる」の敬語での表現を考える場合には、それぞれ分解して考えると考えやすいです。
「そう」は「そのように」と言いかえます。
「言って」は、尊敬語である「おっしゃって」に変換できます。
また、「もらえる」とは「いただける」という謙譲語、または、「くださる」という尊敬語に言いかえることができます。
そして、「救われる」は「救われます」という言い方に言いかえることができます。
「そう言ってもらえると救われる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「そう言ってもらえると救われる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「そう言ってもらえると救われる」は、どのような場面で使うとよいのでしょうか。
目上の人や取引先の人に対しては、先ほどの項目で説明したように、尊敬語や謙譲語を交えた敬語を使った方が良いでしょう。
ただ、同僚や友人など、とても近しい間柄の場合は、「救われる」の部分を「救われます」とだけ言いかえ、過剰に丁寧になることを避けるようにしましょう。
必要以上に丁寧すぎる言葉遣いは、相手との距離を感じてしまいます。
「そう言ってもらえると救われる」の尊敬語
「そう言ってもらえると救われる」の尊敬語
尊敬語は、「そのようにおっしゃってくださると救われます」と表現できます。
「おっしゃって」の部分と「くださる」の部分が尊敬語です。
「そう言ってもらえると救われる」の謙遜語
「そう言ってもらえると救われる」の謙遜語
自分がへりくだった言い方である謙譲語は、「そのようにおっしゃっていただけると救われます」と表現できます。
「いただけると」の部分が謙譲語となります。
まとめ
まとめ
これまで、「そう言ってもらえると救われる」というフレーズについて説明してきましたが、参考になりましたでしょうか。
「そう言ってもらえると救われる」とは、自分のミスに対して相手が気を使って言ってくれる文言であり、そのミスが完全に許されたというわけではありません。
今後は、そのミス自体が起きないようにしましょう。