「きっちり」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

ここでは「きっちり」の敬語表現に関して解説します。

「きっちり」の敬語での表現

「きっちり」の敬語での表現

「きっちり」という言葉は、一般的に、「服装や、状態、状況などが乱れていない」あるいは「ちょうどの状態」ということを表す副詞です。

わかりやすいのは「きっちり、やらせていただきます」「12時きっちりに始めます」になります。

この言葉を敬語にするためには、他の副詞と同様に、まずは、丁寧なニュアンスを持っている類語に置き換えて、その上で、前後に敬語表現を付け加えるという工程が必要です。

「きちんと」も、「ちょうど」も、ひらがな語の場合は丁寧なニュアンスは弱くなってしまうため、「正確に」のような単語を使うのが良いでしょう。

「きっちり」を敬語で言い換えた場合の使用例

「きっちり」を敬語で言い換えた場合の使用例

「きっちり」を、前述のような工程を経て敬語で言い換えた場合の例文としては、「正確に、やらせていただきます」「正確に、12時になったら始めましょう」のようなものになるでしょう。

「きっちり」の尊敬語

「きっちり」の尊敬語

「きっちり」の尊敬語としては、ここまで解説してきたように、まずは置き換えの言葉のなかで、漢語タイプのものを選択します。

それには前述の「正確に」以外に「必ず」「間違いなく」「怠りなく」「厳密に」などになります。

そして、そこに尊敬語としての表現を付け加えて、「12時になりましたら、必ず、開始なさって下さい」、あるいは「この仕事は、怠りなく遂行なさってください」という形になるでしょう。

「きっちり」の謙譲語

「きっちり」の謙譲語

「きっちり」の謙譲語としては、やはり最初のステップは尊敬語を作る場合と同じで、それに謙譲語としての表現を付け足すことによって「12時になりましたら、必ず、開始いたします」、あるいは「この仕事は、怠りなく遂行いたします」のようになります。

まとめ

まとめ

この記事では「きっちり」の敬語表現に関して、解説してきました。

この機会にぜひ、「きっちり」という言葉を積極的に使ってみるのも良いでしょう。

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