ここでは「くつろぐ」の敬語表現に関して解説します。
「くつろぐ」の敬語での表現
「くつろぐ」の敬語での表現
「くつろぐ」というのは、一般的には、「心や体を休める」というような意味で使われる言葉です。
もともとは、「朽ちる」という言葉から来ており、気が朽ちるようにゆったりするということのようです。
これ自体は、敬語表現はありませんが、単語自体にはぞんざいなニュアンスは無いので、ほかの言葉で言い換える必要は無いでしょう。
したがって、敬語、特に尊敬語にする場合には、動詞では定番の「お」をつけるパターンがもっとも自然であるということになるでしょう。
また、「られる」をつけるパターンも考えられます。
したがって、最もポピュラーな形としては「おくつろぎされる」となります。
「くつろぐ」を敬語で言い換えた場合の使用例
「くつろぐ」を敬語で言い換えた場合の使用例
「くつろぐ」を前述のような考え方で、敬語として言い換えた場合の例文としては「お座りになって、ご自由におくつろぎ下さい」、あるいは「おくつろぎいただいていますでしょうか」のようなものになるでしょう。
「くつろぐ」の尊敬語
「くつろぐ」の尊敬語
「くつろぐ」の尊敬語としては、前述のような形で、「おくつろぎされる」が一般的で、他には、「くつろがれる」、「おくつろぎなさる」もあります。
さらに単語を変更するパターンでは「ゆっくりなさる」、「のんびりされる」などもあります。
「くつろぐ」の謙譲語
「くつろぐ」の謙譲語
「くつろぐ」の謙譲語としては、自分の行為であり、相手に向かう行為でもないので、「お」を付ける形はつかえません。
したがって、最もポピュラーなのは「くつろがせてもらう」、「くつろがせていただく」というものになるでしょう。
さらに、言い換えを使用すると、「ゆっくりさせておらう」、「のんびりさせておらう」なども使えるでしょう。
まとめ
まとめ
この記事では「くつろぐ」の敬語表現に関して、解説してきました。
この機会にぜひ、「くつろぐ」という言葉を積極的に使ってみるのも良いでしょう。