「ぐらい」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

ここでは「ぐらい」の敬語表現に関して解説します。

「ぐらい」の敬語での表現

「ぐらい」の敬語での表現

「ぐらい」という言葉は、一般的には2つの意味で使われるもので、数量や程度を表す場合と、評価を表す場合があります。

前者は「3割くらい」のような使い方で、後者は「お茶ぐらいなら付き合います」のように使われます。

このどちらの意味であるかによって、敬語にするときの方法が変わってきます。

これ自体は副助詞なので、一般的な「お」「される」を付加することによる敬語は使えません。

したがって、前述の意味によって置き換えたものに敬語表現を付け加えることになります。

「ぐらい」は、場合によっては「くらい」になり、その選択は話者に委ねられていますが、この変化自体は敬語の表現には影響しません。

「ぐらい」を敬語で言い換えた場合の使用例

「ぐらい」を敬語で言い換えた場合の使用例

「ぐらい」を敬語で言い換える場合には、前述した意味が数量を表す場合には、「およそ」「ざっと」「程」などになり、評価の場合には「程度」になるでしょう。

したがって、それぞれの例文としては「ここで待っていたのは、およそ10分くらいでした」「お茶程度ならおつきあいできますよ」のようなものがあるでしょう。

「ぐらい」の尊敬語

「ぐらい」の尊敬語

「ぐらい」は、前述のように、言い換えの言葉を使用した後に敬語表現を追加することになります。

どちらの意味でも使用できる「程度」を用いると、相手の行為を「継続する」とすると、「程度継続される」「程度継続なさる」というものになるでしょう。

「ぐらい」の謙譲語

「ぐらい」の謙譲語

「ぐらい」の謙譲語としては、尊敬語のパートで示したものと同様に、「程度」を使って、「継続」を動詞とすると、「程度継続いたします」「程度継続させていただきます」のようになります。

まとめ

まとめ

この記事では「ぐらい」の敬語表現に関して、解説してきました。

この機会にぜひ、「ぐらい」という言葉を積極的に使ってみるのも良いでしょう。

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