この記事では「手間を取らせて」について解説をします。
「手間を取らせて」の敬語での表現
「手間を取らせて」の敬語での表現
「お手間を取らせて」となります。
「手間」は、そのことのために使われる時間や労力という意味の名詞です。
名詞に「お」をつけると尊敬の意を示す表現になります。
「手間を取らせて」を敬語で言い換えた場合の使用例
「手間を取らせて」を敬語で言い換えた場合の使用例
『お手間を取らせてしまいますが、よろしくお願いいたします』
「手間を取らせて」を敬語で言い換えた場合の使い方
「手間を取らせて」を敬語で言い換えた場合の使い方
この言葉は、依頼をするときに用います。
快く引き受けてもらうためには伝え方が大切です。
気遣いを示せば、快く引き受けてもらえると期待できます。
依頼をするということは、相手に時間や労力を使わせるということです。
頼まれる側には他にもやるべき仕事がたくさんあり、新たに依頼を受けると負担になることでしょう。
そのことへの気遣いをこの言葉で示せます。
「お忙しいとは存じますが」「お手数をおかけしますが」なども、依頼の際に使われる言葉です。
また、時間や労力を使わせてしまったときにも用いられます。
時間や労力を使わせれば、それは相手の負担になります。
負担をかけたならば、謝罪の言葉があるとよいでしょう。
一言あるだけでも相手の気持ちは違うはずです。
たとえば、自分の企業の商品を紹介するパンフレットを作るとします。
それに使う写真を外部の人に頼んで撮影をしてもらいます。
しかし、何枚か写真を撮ってもらったのですが、納得できるものがありません。
そのため、何度も繰り返し撮影をしてもらうことになってしまいました。
撮影のために時間や労力を使わせてしまったのです。
撮影をする側は、もっと簡単に終わると思っていたかもしれません。
しかし、そうはならず不快な思いをさせてしまったことでしょう。
それに対して謝罪をする際にこのような言葉を用います。
まとめ
まとめ
この言葉は、依頼をするときに気遣いを示すためや、あることのために時間や労力を使わせてしまって、それに対して謝罪をするときに用いるものです。
コミュニケーションを円滑にするために役立ちます。