ここでは「見積もる」の敬語表現に関して解説します。
「見積もる」の敬語での表現
「見積もる」の敬語での表現
「見積もる」は、それ自体に敬語表現が含まれていないので、敬語として使うためにはなにかを付け加える必要があります。
また、敬語を含む言い換えの言葉はないので、語尾などで敬語を表現することになります。
作り方は「見積もる」が和語(訓読み)なので、基本的には、「お」をつけるというのが一般的になるでしょう。
ただ、同じ「お」を使っても後述するように尊敬語の場合と、謙譲語の場合があり、通常は、「見積もる」行為を行うのが誰なのかによって使い分けます。
よく使われる表現としては「お見積りする」等があるでしょう。
「見積もる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「見積もる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「見積もる」を前述のような敬語で言い換えた場合の例文としては「このサービスの利用料金をお見積りいたします」、「このサービスに関して、お見積りいただけますか」、あるいは「このサービスの利用料金をお見積り下さいますか」のようになるでしょう。
「見積もる」の尊敬語
「見積もる」の尊敬語
「見積もる」の謙譲語としては、「お見積りいただく」、「お見積りくださる」、「お見積りなさる」などのようなものがあります。
「見積もる」の謙譲語
「見積もる」の謙譲語
「見積もる」の尊敬語としては、「お見積する」、「お見積りいたす」のようなものがあるでしょう。
また、敬語表現として受け入れられないという人もいますが、「お見積りさせていただく」も事実上は立派な謙譲語dです。
謙譲語の場合、問題になるのは、自分の好意に「お」をつけるのはどうなのかということでしょう。
これに関しては、現在の一般的な常識としては、その行為が向かっていく相手が明確である場合には謙譲語として、適切であるとされています。
まとめ
まとめ
この記事では「見積もる」の敬語表現に関して、解説してきました。
この機会にぜひ、「見積もる」という言葉を積極的に使ってみるのも良いでしょう。