使っていい敬語なのか、先輩に聞きたくなるビジネス言葉もあるものです。
「メールを見た」の社会人風のフレーズを調べていきましょう。
「メールを見た」の敬語での表現
「メールを見た」の敬語での表現
この場合の「メールを見た」は、相手のビジネスメールをクリックして読んだことを示しています。
送られてきた内容を把握したことを指しています。
そのため「メールを見た」の丁寧な敬語は「ご連絡ありがとうございました」や「早々に資料をお送りいただき、ありがとうございます」や「お送りいただいたメールですが、先ほど確認させていただきました」になります。
「メールを見た」を敬語で言い換えた場合の使用例
「メールを見た」を敬語で言い換えた場合の使用例
本社のスタッフから「来月の社内旅行のメールは届いていますか。
出欠の返事が欲しいので、返信ください」と連絡がはいったとします。
メールのリストをチェックして、返事を書く時に使いやすいのが「確認いたしました」です。
すぐに返信ができなかった場合は「お返事が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません」とお詫びのひと言を混ぜておきましょう。
「メールを見た」の尊敬語
「メールを見た」の尊敬語
メールを見た本人が上司や取引先の方なら、尊敬語を用いていきます。
「見る」の尊敬語は「ご覧になる」なので「先日お送りした資料は、ご覧になりましたか」と用います。
このほか「先日お送りした企画書ですが、お手元に届いておりますか」と、遠回しに確認を求める言い方も使えます。
メールに重要資料を添付して送っている場合は「資料」や「企画書」に変換して、用いていくといいでしょう。
「メールを見た」の謙遜語
「メールを見た」の謙遜語
メールを見たのが、こちら側であれば謙譲語を取り入れていきます。
「ご連絡いただき、誠にありがとうございます。
さっそく拝見しました」や「確認させていただきました」を用いていきます。
いきなり「見ました」と告げるよりも、まずはメールを送ってくれたお礼を述べていくこと。
それに続いて「メールを見たこと」を述べていく方が、相手を思いやるビジネス文になります。
配慮を付け加えて、印象を上げましょう。
まとめ
まとめ
「メールを見た」の大人びた表現について解説しました。
重みのある言葉を使えるようになると、賢い人と思ってもらえます。
大人の語彙力をトレーニングしていきましょう。