「代金をもらう」を敬語で表現する場合、どのようになるでしょうか。
使い方や敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「代金をもらう」の敬語での表現
「代金をもらう」の敬語での表現
敬語には相手への敬意を表現する「尊敬語」と自分をへりくだって表現する「謙譲語」、言葉遣いを丁寧にして敬意を示す「丁寧語」があります。
「代金をもらう」を「尊敬語」で言い換えた場合、「代金をお受け取りになる」や「代金をお納めになる」などになります。
「謙譲語」で表現すると「代金をいただく」「代金を頂戴する」となり、丁寧語で表現すると「代金をもらいます」になります。
「代金をもらう」を敬語で言い換えた場合の使用例
「代金をもらう」を敬語で言い換えた場合の使用例
・『○○企業から今回の注文の代金をいただきました』
・『もう会社からの慰労金はお受け取りになりましたか』
・『代金は銀行振込にて頂戴いたします』
「代金をもらう」の尊敬語
「代金をもらう」の尊敬語
尊敬語は相手の行動や立場に敬意を払う表現です。
「もらう」は動詞のため「お〜になる(される)」といった形を使用し、「お受け取りになる」「お納めになる」のようになります。
疑問形では「代金をお受け取りになりますか」「代金をお受け取りになられますか」といった形となり、相手にお土産を受け取ってもらえるように依頼する際には「くれる」の尊敬語「くださる」と組み合わせ「代金をお受け取りくださいますか」「代金をお納めになってくださいますか」となります。
「代金をもらう」の謙譲語
「代金をもらう」の謙譲語
自分が代金をもらうことをへりくだって言う場合には、「もらう」の謙譲語である「頂戴する」もしくは「いただく」を使用し、「代金を頂戴します」「代金をいただきます」のように表現します。
疑問形では「代金を頂戴できますか」「代金をいただいてもよろしいでしょうか」となります。
まとめ
まとめ
「代金をもらう」の敬語表現はビジネスでもプライベートでも頻繁に使用されます。
相手やシーンにあった適切な表現で円滑なコミュニケーションを築きましょう。