「仕上げる」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

この記事では「仕上げる」について解説をします。

「仕上げる」の敬語での表現

自分がそれをするなら「仕上げます」、他人にそれをしてもらうなら「仕上げていただく」となります。

「仕上げる」には、物事を最後の状態にまでし終える、完成させるという意味があります。

「ます」は敬意を表す語です。

「いただく」は「もらう」の謙譲語です。

「仕上げる」を敬語で言い換えた場合の使用例

『明日までには仕上げます』

「仕上げる」を敬語で言い換えた場合の使い方

この言葉は、自分側が何かをし終えることを指して用います。

たとえば、デザイン画を作るように求められているとします。

これは今週中には完成させなければなりません。

頼まれた事柄を終える期限が過ぎてしまうと信用にかかわります。

また、相手の仕事の進行に影響を与えてしまいます。

そのため、デザイン画を今週中には何とか完成させたいと思っています。

その気持ちを「今週中には仕上げます」といった言葉で伝えます。

このように伝えられた側は、それをしてくれると思うので、自分が言ったことを実現できるように努力していかなければなりません。

もしも守れなかったならば、信用にかかわるでしょう。

また、他人に何かをし終えて欲しいときにも使われます。

たとえば、書類を3日後までに作ってもらいたいとします。

それを頼むときに「書類を3日後までに仕上げていただけますか」といった言葉で伝えます。

何かを頼むときに問いかけの形にすると柔らかく伝えられます。

「〜ください」と伝えると命令のように聞こえますが、問いかけの形ならば命令には聞こえません。

また、命令ではないので相手の方で断りやすくなります。

相手の事情に配慮をしたお願いの仕方といえるでしょう。

まとめ

この言葉は、自分側が何かをし終えることを伝えたり、他人に何かをし終えて欲しいと頼んだりするときに用いるものです。

物事を完成させなければならない場面は数多くあります。

そのときに使われる言葉です。