「会場に行く」は「催し物などがおこなわれる場所に行く」ことを示すフレーズですが、状況や相手によっては丁寧な言い方に改めることが適切です。
この記事では、「会場に行く」の敬語表現について解説していきます。
「会場に行く」の敬語での表現や使い方
「会場に行く」の敬語での表現や使い方
「会場に行く」における敬語表現は「会場に行きます」になります。
「行きます」は「行く」の丁寧語に該当するため、シンプルに丁寧に伝えたい場合は「行きます」という言い方を使用します。
「会場にうかがいます」や「会場に参ります」のように表現することも可能です。
上記は自分がへりくだって相手を間接的に高める謙譲語を使った表現で、「行きます」よりもさらに丁寧な話し方になります。
なお、話し手以外の人物が「会場に行く」ことを敬語で伝える際は、「行く」の尊敬語である「行かれる」を用いて「行かれます」のように表します。
「会場に行く」を敬語で言い換えた場合の使用例
「会場に行く」を敬語で言い換えた場合の使用例
「会場に行く」は集会や会場、イベントなどが実施される場所に足を運ぶ際に使用します。
日常生活やビジネスシーンなど幅広い場面で用いる表現といえます。
・『クラスメイトと一緒に受験会場に行きます』
・『来週の火曜日に面接会場にうかがいます』
・『明日の10時までには会場に参ります』
・『理事長が総会会場に行かれます』
「会場に行く」の英語での言い換え
「会場に行く」の英語での言い換え
「会場に行く」を英語で言い換える際は、“go to the venue”というフレーズを使います。
“go to”は「〜へ行く」を、“venue”は「会場」や「開催地」を意味し、“I will go to the venue”(会場に行きます)のように用います。
なお、イベント会場に行く場合は“go to the event venue”、コンサート会場に行く場合は“go to the concert venue”、面接会場に行く場合は“go to the interview venue”、会議会場に行く場合は“go to the conference venue”のように表現します。
まとめ
まとめ
「会場に行く」の敬語表現は「会場に行きます」や「会場にうかがいます」「会場に参ります」「会場に行かれます」になります。
相手との関係性やシーンによって使い分けることがポイントです。
ぜひ身近な表現を敬語で言い換える参考にしてください。