「アップライト」とは？意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

この記事では、「アップライト」の意味を分かりやすく説明していきます。

「アップライト」とは?意味

「アップライト」とは、「ゴルフクラブをスイングする時にそのクラブが立ち気味になっている状態」を意味しているゴルフ用語です。

「アップライト」というゴルフ用語は、「スイングプレーンの地面に対しての角度が大きい状態」を指しているのです。

ウッドやアイアンなどのゴルフクラブのバックスイングが高い地点にまで上がって、そこから振り下ろすことを「アップライトなスイング」と呼んでいます。

「アップライト」の対義語は「フラット」になります。

バックスイングが低い地点までしか上がらず、そこから振り下ろすことを「フラットなスイング」というのです。

「アップライト」の概要

「アップライト」という言葉を、英語で表記すると「upright」になります。

「upright」の英単語は「直立しているさま」を意味していて、「アップライト」は「ゴルフクラブが寝ていなくて立ち気味の状態になっていること」を指しています。

ゴルフクラブそのものにも、ライ角と相関した「アップライト」と「フラット」の分類があります。

ゴルフクラブの「ライ角」の平均は、「身長170センチの人がアドレスをしたときに、ソールがぴったりと地面に着く約60度」になっています。

そのため、「60度より大きなライ角のクラブ」を「アップライト」、「60度より小さなライ角のクラブ」をフラット」と分けているのです。

バックスイングが高い地点まで上がる「アップライト」は打球が「右方向」に飛びやすく、「フラット」は「左方向」に飛びやすくなる違いもあります。

「アップライト」の言葉の使い方や使われ方

「アップライト」の言葉の使い方は、「ウッドやアイアンのクラブを振るときに、そのクラブが立ち気味になっているさま」を意味して使います。

シンプルに「アドレスで構えたときに、クラブが立っている状態」を指して「アップライト」の用語を使うことができるのです。

また「ライ角が約60度以上で大きなゴルフクラブ」に対しても、「アップライト」という言葉が使われています。

「アップライト」とその対義語である「フラット」は、ゴルフの試合中で使われることももちろんあるのですが、どちらかというと「スイングのレッスン中(ゴルフレッスン中)」に使われることが多い用語になっています。

「アップライト」は、「クラブをライ角よりも立てている状態」のことを意味して使う使い方がされているのです。

「アップライト」の関連語

・『フラット』……ゴルフクラブが立っているのではなく寝ている状態を示しているゴルフ用語です。

「アップライト」とは反対の意味を持っている言葉です。

また、ライ角が約60度よりも小さなゴルフクラブのことも、「フラット」ということがあります。

「フラット」は「フラットなスイング」の言い方で、バックスイングで低い地点にまでしかクラブを上げず、そこから振り下ろすことの意味合いも持っています。

「フラット」なスイングにするとボールをとらえやすくなりますが、打球は左方向にそれやすい傾向が出ます。

まとめ

この記事では、ゴルフ用語の「アップライト」について分かりやすく説明しました。

「アップライト」は、「ゴルフクラブが立っている状態・バックスイングで高く振り上げてから打ち下ろす打ち方」を意味しています。

「アップライト」の意味・概要について詳しく知りたい人は、この記事をチェックしてみてください。