この記事では、「アンコック」の意味を分かりやすく説明していきます。
ゴルフの腕を上げるヒントにしてみてください。
「アンコック」とは?意味
「アンコック」とは?意味
「アンコック」とはゴルフの、理想的な腕の動きのこと。
手首をしなやかに戻す、上下運動をあらわしています。
ゴルフのフォームが上手く決まらないと悩んでいるときの、オススメの動作です。
通常はクラブを振り上げるとき、手首全体が体の方へ反り上げた状態になります。
ボールを打つためには、この手首を反対側に戻す動きが必要になります。
クラブを構えたときの手首の運動を「コック」といいます。
このコックの動作を緩める動作が「アンコック」。
そのためコックとアンコックは、ペアで覚えておきたいです。
コックとアンコックがスムーズにそしてナチュラルに出来るようになると、体幹がブレなります。
また安定したショットを、打てるようになります。
「アンコック」の概要
「アンコック」の概要
「アンコック」のことを「リリース」というゴルファーもいます。
リリースには「解き放つ・解放する」という訳があります。
つまり緊張していた腕の力を、いったん緩めるのがアンコックです。
リリースすなわちアンコックを上達させるためには、いつコックからアンコックに切り替えるのか、そのタイミングもとても重要です。
目安としての腕の高さは、体から見て90度。
ここまで肘が上がったら、上がり過ぎないうちにアンコックに切り替えていきます。
力強く打とうと焦るほど、アンコックのタイミングは早くなりやすいです。
そのため慣れないうちは、ゆっくり落ちついてワンテンポ遅く、アンコックに切り替えるようにします。
自分の感覚よりゆっくりアンコックをおこなうことで、しっかりボールを捉えることができ加速が加わるようになります。
「アンコック」の言葉の使い方や使われ方
「アンコック」の言葉の使い方や使われ方
「アンコック」はこのように用います。
・『アンコックを意識して練習していたら、強い打球が打てるようになった』
・『アンコックのリリースポイントについて研究をおこなった』
・『コックとアンコックが上手くかみ合わず、スコアが伸び悩んだ』
アンコックを究めるとボールに勢いが出て、飛距離が伸びていきます。
そのためフォームの改善をおこなうとき、良くつかっています。
「アンコック」の関連語
「アンコック」の関連語
「アンコック」と関わりのある言葉に、次のフレーズもあります。
・てこの原理
コックとアンコックは「ハンマーの動き」に例えられます。
釘を打つときハンマーを正しく振り上げて、しなやかに戻すことが必要です。
そのため「てこの原理」を意識しながら、手首を支点に見立ててクラブを上下に振ると、バックスイングとダウンスイングが軽やかになります。
その反動で、ボールに勢いが出るようになります。
まとめ
まとめ
「アンコック」の意味と使い方をチェックしました。
「アンコック」とは、リリースのこと。
ヘッドを振り上げたあと、しなやかに戻す腕の動きをあらわしたものです。
ゆっくり落ちついてアンコックするとタイミングが合い、ボールが遠くまで飛ぶようになります。