この記事では、「パワーイズパワー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「パワーイズパワー」とは?意味
「パワーイズパワー」とは?意味
「力こそが重要だ」という意味。
「パワーイズパワー」の概要
「パワーイズパワー」の概要
「パワーイズパワー」は「最終的には力こそが重要だ」という意味のフレーズです。
1989年から放映されていたテレビアニメ「新ビックリマン」に出てくる「力こそパワー!」というセリフが語源とされています。
「力こそパワー」を英訳したものが“power is power”であり、そのままカタカナ表記した「パワーイズパワー」が「力こそパワー」と同じニュアンスで使われるようになりました。
“power is power”は日本語に訳すと「力は力です」となるため、当たり前のことを言っているだけの不自然なフレーズに見えます。
このように同じ言葉を繰り返す手法は「同語反復」といい、意味を強調するニュアンスが生まれます。
つまり「パワーイズパワー」の本当の意味は「力は力」ではなく「力こそが重要なのだ」となり「戦闘能力の高さが重要だ」と説く言葉になっているのです。
「ビックリマン」シリーズは、当時社会現象にもなった作品です。
「力こそパワー!」はフィジカルな強さを持つブラックゼウスの口癖であり、彼の強引なキャラクターとやや意味不明な言い回しが受けて、視聴者を魅了していきました。
「パワーイズパワー」の言葉の使い方や使われ方
「パワーイズパワー」の言葉の使い方や使われ方
「最終的に、闘いには強い力こそが必要になるのだ」と言いたい時に「パワーイズパワー」を使います。
この場合の「力」はどちらかというと、筋力や武器による物理的な攻撃力を指します。
ですから「パワーイズパワー」は「最終的には力ずくで相手をやっつけてしまえ」といったやや強引な言い回しになります。
なお、同語反復を用いて意味を強調するフレーズには「危険が危ない」(よほど危ない)や「正義こそジャスティス」(何よりも正義が正しい)などが知られます。
まとめ
まとめ
「パワーイズパワー」は、大ヒットしたアニメから派生したフレーズで「力こそが重要だ」という意味を持ちます。
日本語として抜けた感じのするところに魅力があります。