この記事では、若者の間で使われている「ドボジョ」の意味や使い方を取り上げて、分かりやすく説明していきます。
「ドボジョ」とは?意味
「ドボジョ」とは?意味
土木関係の仕事する女性を若者の間では「ドボジョ」と呼び、土木の仕事を愛し、知識を身に付けていかに現場で貢献できる人になれるかを考えて、日々生きる女子学生に念を持って使う言葉です。
男性ばかりの職場であるのに、そこへあえて飛び込んでいく逞しさと凛々しい姿は周囲を驚かせます。
土木現場で汗を流す人もいれば、うまく働く男たちをまとめてリーダーシップを発揮する現場監督になる女性もいます。
なかには土木施工管理技士の資格を取得して基盤作りに携わったり、男性のようにきびきび働く女性も出始めています。
過酷な環境で働く土木業界であるのに、自らこの職業を選び、将来は独立して働きたいと思う素晴らしい考えを持つ人が多いわけです。
「ドボジョ」の概要
「ドボジョ」の概要
土木業界で働きたいという強い気持ちを持つ女性は、その分野の専門学校や大学へと通い、必要な資格を取得します。
土木関係を選び、頑張ろうとしている女性を2011年頃から電子掲示板やSNSで使われるようになり、力仕事も平気でやってしまう気丈な女性を指す言葉になりました。
元ネタとしては、『ドボジョ』という漫画家の松本小夢が描く作品からきており、世の中の人が目を向けるきっかけとなったとき「土木女子」という写真集も登場するなど何かと使われる機会が増えていきます。
この言葉は「リケジョ」「山ガール」などひとつの専門分野に特化して追及する女性に対して「ドボジョ」と親しみを込めて呼び、今まで男性が多く働く分野へ積極的に行動して関わろうとする女性を簡潔に呼ぶわけです。
「ドボジョ」の使い方や使われ方
「ドボジョ」の使い方や使われ方
春になると大学を卒業した「ドボジョと一緒に現場へ向かう」と行動するときに使ってみたり、「ドボジョのいる会社に就職したい」と願望を表すときに使われています。
ほとんどの人が「ドボジョに憧れる」、「ドボジョは男前」と使い、いかに自分が土木の現場で働く女性がいいと思うか表します。
他にも「ドボジョの現場に女性目線で見に行く」と、SNSではパトロールしたくなるほど興味がある男性が現場で働く女性の姿を見たいと思う気持ちを表すわけです。
土木の「ドボ」と女性の「ジョ」を掛け合わせた「ドボジョになるため日々学校で努力する」人も増えており、今後はますますその活躍に期待が集まる職業になるでしょう。
「ドボジョ」を使った例文(使用例)
「ドボジョ」を使った例文(使用例)
・『姉がドボジョだが、毎朝早くから家を出て現場に向かう姿に胸が打たれる』
男勝りの姉は、男性ばかりの現場へ朝早くから弁当を持って行く姿に感動する気持ちを表しています。
・『ドボジョを目指す妹は専門学校に通い、真面目に勉強している』
専門学校や大学で土木を選考して遠い学校へ通学して、難しい勉強する女性もいるのです。
・『いつも清楚な服装の女性が、じつはドボジョであったことに驚いたが応援したくなった』
ふだんは女性らしい服を着ているのに、男だらけの職場で仕事していると知った人は驚きますが、頑張ってほしいと応援する人もいます。
まとめ
まとめ
土木関係の仕事している女性を見て、人々は頑張るその姿に応援したくなります。
そのような「ドボジョ」もこれから増えていき、土木業界も新しい風が吹き込み、ますます女性が活躍する職業となっていき、彼女たちも活躍する姿からますます目が離せません。