「スルーザグリーン」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフコースの解説で登場する言葉に「スルーザグリーン」があります。

あまり耳慣れない言葉ですがいったいどのような意味なのでしょうか。

今回は、ゴルフ用語の「スルーザグリーン」の意味と関連用語を紹介します。

「スルーザグリーン」とは?意味

「スルーザグリーン」とは?意味

「スルーザグリーン」とは、「ゴルフコースのうちティーグラウンドからグリーンまでの間でハザード以外のエリア」を指すゴルフ用語です。

「スルーザグリーン」の概要

「スルーザグリーン」の概要

「スルーザグリーン」が具体的に指すのは「ティーグラウンドからグリーンまでの間にあるフェアウェイとラフ、サブグリーンとグリーンカラー」です。

普通にプレーしているプレーヤーがグリーン狙うときに狙うのは基本的に「スルーザグリーン」の範囲になります。

「スルーザグリーン」はさまざまなルールの適用範囲としてルールブックに頻繁に登場するゴルフ用語です。

ゴルフのルールはそれぞれ適用条件や適用が認められる範囲が細かく決まっています。

例えばパッティングに関するルールであればグリーン上が適用範囲として定められているように同じルールでも場所によって適用されたりされなかったりと扱いが異なるのでルールを確認する際は内容だけでなくどのような場所、どのような場面で適用されるのかも調べておく必要があります。

「スルーザグリーン」が関わるルールはいろいろあります。

アマチュアプレーヤーに広く知られているルールである「6インチプレース」の適用範囲が「スルーザグリーン」です。

6インチプレースとはショットしたボールが落ちたライの状況に問題がある場合hボールが落ちた位置から6インチ以内の場所へのプレースが認められる、というローカルルールです。

プロ競技で採用されることのないアマチュア向けのローカルルールですがプレーの迅速化などを目的に採用されることが多い有名なルールです。

「スルーザグリーン」は簡単に言ってしまえば「ハザード以外の場所」を指しています。

多くのルールはバンカーやウォーターハザードなどコース上に意図的に設けられたハザードとそれ以外の場所で適用方法が異なることからルール上の適用範囲を明確にするために「スルーザグリーン」という言葉が作られました。

2019年に行われたルール改正により「スルーザグリーン」という名称は廃止されており現在のルールブックでは登場しません。

「スルーザグリーン」の言葉の使い方や使われ方

「スルーザグリーン」の言葉の使い方や使われ方

・『ティーショットはスルーザグリーンの範囲に落ちた』
・『スルーザグリーンを狙ってショットしていくのが攻略の基本である』
・『なんとしてもバンカーは避けてスルーザグリーンに落としたい』
・『スルーザグリーンが極端に狭い難コースに挑む』

「スルーザグリーン」の関連語

「スルーザグリーン」の関連語

・ジェネラルエリア
「ティーイングエリアすべてのペナルティーエリア、バンカー、グリーンを除く全てのエリア」を指すゴルフ用語です。

2019年のルール改正により作られた用語で「スルーザグリーン」に代わる新たな名称です。

指している範囲については旧来の「スルーザグリーン」と同様の扱いとなっています。

まとめ

まとめ

「スルーザグリーン」はすでにルールブックには登場しない古いゴルフ用語ですがルールの扱いや内容については新ルールに引き継がれています。

知らずにプレーしているとうっかりしたペナルティの原因になりかねないので正しい知識を身につけておきましょう。

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