「ダブルぺリア方式」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフ用語のひとつに「ダブルぺリア方式」とはという言葉があります。

初心者ほど強く影響されるというこの言葉、一体何を指しているのでしょうか。

今回は、「ダブルぺリア方式」の意味と関連用語について解説します。

「ダブルぺリア方式」とは?意味

「ダブルぺリア方式」とは?意味

「ダブルぺリア方式」とは、「ゴルフのハンディキャップ算出方法のひとつで12個設定した隠しホールの合計打数から導き出す方法」を意味するゴルフ用語です。

「ダブルぺリア方式」の概要

「ダブルぺリア方式」の概要

ゴルフには実力の異なるプレーヤー同士が等しい条件で競技するために設けられている制度が「ハンディキャップ」です。

ハンディキャップはゴルフ独特の優遇措置制度で「技量の優れたプレーヤーとそうでないプレーヤーが同一条件で競技したときに同じ程度のスコアになるような打数調整」を意味します。

例えば全てのホールをボギーで回れるプレーヤーと全てのホールをダブルボギーで回れるプレーヤーがいるとします。

この二人がそのまま競技するとボギープレーヤーが勝利しますが最初から結果がわかっているようでは競技の楽しみが半減してしまいます。

この王なケースでプレーヤー同士が等しい条件になるよう用いられるのがハンディキャップです。

この場合はダブルボギープレーヤーに18打を軽減する優遇措置を設けると二人のプレーヤーの最終スコアが等しくなります。

このように最終スコアが等しくなるよう調整のために加算される優遇措置がハンディキャップです。

ハンディキャップの計算方法はいくつかありますが現在アマチュア大会で広く用いられている方式が「ダブルぺリア方式」です。

「ダブルぺリア方式」の計算ではまずプレーヤーにも秘密の隠しコースをアウトコースとインコースにそれぞれ6ホールずつ合計12ホール設定します。

対象の12ホールの合計打数を1. 5倍したものからパーを引き0. 8かけた数字がハンディキャップとなります。

もともとハンディキャップの算出方法としては隠しホールのスコアをそのまま基準とする「ぺリア方式」という計算方法が広く利用されていましたが、ペリア方式には実力差が正確に反映されにくくスコアの悪いプレーヤーにハンディキャップがつきにくいという欠点がありました。

ペリア方式の欠点を改善するために係数をかけてスコアの比重を重くした計算方法が「ダブルぺリア方式」です。

1打の違いによるハンディキャップの差がペリア方式の約2倍になっていることから「ダブルぺリア方式」という名称で呼ばれています。

「ダブルぺリア方式」の言葉の使い方や使われ方

「ダブルぺリア方式」の言葉の使い方や使われ方

・『ダブルぺリア方式でハンディキャップを計算する』
・『大会主催者からダブルぺリア方式を採用すると発表があった』
・『ハンディの少ないプレーヤーほどダブルぺリア方式が不利に働く』
・『始めたばかりの初心者だがダブルぺリア方式のおかげでいい勝負になった』

「ダブルぺリア方式」の関連語

「ダブルぺリア方式」の関連語

・新ぺリア方式
「ペリア方式から改正された新しいハンディキャップ計算方法」を意味するゴルフ用語です。

「ダブルぺリア方式」とは全く同じ意味のゴルフ用語でどちらも一般的に使われています。

・打数制限
「ダブルペリア方式において特定の打数以上を計算しないこと」を指すゴルフ用語です。

例えばダブルボギーカットの「打数制限」であれば計算対象のホールでトリプルボギーだったとしてもハンディキャップの対象になるのは2オーバーまでとなります。

まとめ

まとめ

スコアがまだまだの初心者ほど「ダブルぺリア方式」の影響を強く受けます。

アマチュア大会に出るならハンディキャップのルールについてもしっかり確認しておきましょう。

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