「悪の権化」とはどんな対象に使う言葉なのでしょうか。
今回は、「悪の権化」の意味と類語について解説します。
「悪の権化」とは?意味
「悪の権化」とは?意味
「悪の権化」とは、「悪という概念を体現したかのような極まった悪人」を意味する言葉です。
「悪の権化」の概要
「悪の権化」の概要
「悪の権化」の「権化」とは「神や仏が仮の姿を得てこの世界に現出すること」を意味する言葉です。
そこから転じて「抽象的な概念や考え方が具体的に実体となって現れること」という意味で使われるようになります。
「悪の権化」とは「悪が形を成したもの」であり、一般的には「悪が形を成したかのような人」つまり「この上ないほどの悪人」を指します。
悪の中の悪に対して使われる表現なので悪人や悪党の中で最も上に位置するボス的存在に対して使われます。
「悪の権化」の言葉の使い方や使われ方
「悪の権化」の言葉の使い方や使われ方
・『裏で全てを操っていた彼こそが悪の権化だ』
・『悪の権化としか思えない非道な人間』
「悪の権化」の類語や言いかえ
「悪の権化」の類語や言いかえ
・悪の象徴
「悪とはなにかを自らのみで表しているかのような存在」を意味する言葉です。
「悪の権化」が悪という概念が集まったかのような極悪人を意味するのに対し、こちらはあらゆる悪を極めて登りつめたようなシンボリックな悪人を指します。
まとめ
まとめ
「悪の権化」は悪人や悪党を意味する言葉の中でも最上級の表現です。
ちょっとやそっとの悪に対して使われる表現ではないので軽はずみに使わないようにしてください。