「ぬるぬる」とはどんな状態を表す言葉なのでしょうか。
今回は、「ぬるぬる」の意味と類語について解説します。
「ぬるぬる」とは?意味
「ぬるぬる」とは?意味
「ぬるぬる」とは、「ぬめっていて滑りやすいさま」を意味する言葉です。
「ぬるぬる」の概要
「ぬるぬる」の概要
物体の表面が粘液で覆われていて摩擦が少ない様子に対して使う言葉で、力を込めてつかもうとしても滑って抜け出してしまうような状態を指します。
一般的には水分を含むぬめりやそのような物体が付着している様子に対して使います。
滑りやすく踏ん張りがきかないことから床や地面が「ぬるぬる」だととても危険です。
手に持つ物体の場合は力を込めてもしっかり保持できず滑って落としてしまう可能性があります。
引っかかりがなく滑ってしまう様子から転じて「スマートフォンなど電子機器の動作が快適で引っかかりがないこと」という意味でも使われます。
この場合の「ぬるぬる」は肯定的な意味合いです。
「ぬるぬる」の言葉の使い方や使われ方
「ぬるぬる」の言葉の使い方や使われ方
『うなぎはぬるぬるしていてつかみにくい』
『中華料理店の床は油でぬるぬるなので滑りやすい』
「ぬるぬる」の類語や言いかえ
「ぬるぬる」の類語や言いかえ
・ぬめぬめ
「ぬめりけのあるさま」を意味します。
「ぬるぬる」が滑りやすさを強調しているのに対し、こちらは触れるとまとわりつくような弱い粘着性を表しています。
まとめ
まとめ
「ぬるぬる」はあまり肯定的にとらえられる感触ではありません。
落ちにくかったり滑ったりなど扱いにくく危険を伴います。
万全を期すなら滑り止めを使ったり粉を叩いたりなどして滑らないようにしてから取り扱いましょう。