「不幸中の幸い」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「不幸中の幸い」の意味を分かりやすく説明していきます。

「不幸中の幸い」とは?意味

「不幸中の幸い」の読みは、「ふこうちゅうのさいわい」で、「不幸な出来事の中で、せめてもの救いとなること」を意味する慣用句です。

「不幸中の幸い」の概要

「不幸中の幸い」の意味は、先に記載した通りですが、もう少し詳しく説明すると、「本来は起きない方が良い不幸な出来事だったが、そんな中にも、まだ救いとなることがあった」と言った意味です。

「幸い」とは「幸せや、幸福のこと」ですが、最悪の事態を免れた意味なので、ここでは「幸い」の意味としては「せめてもの救い」と解した方が適切なのです。

ちなみに、この慣用句の語源や由来は、残念ながら明確ではありません。

「不幸中の幸い」の言葉の使い方や使われ方

・『水害で住宅は完全に流されました。しかし家族全員が無事であったことは、不幸中の幸いと言えます』
・『彼は交通事故で大怪我を負った。しかし命を落とさなかったことは、不幸中の幸いと言えます』
・『彼女は倒産で失業の憂き目に遭いましたが、すぐに別の会社に就職できたことは不幸中の幸いでした』

まとめ

「不幸中の幸い」とは、「不幸な出来事の中で、せめてもの救いとなること」を意味する慣用句です。