「ご記入くださいますようお願いいたします」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご記入くださいますようお願いいたします」を解説していきます。

あやふやなビジネス語を学びましょう。

「ご記入くださいますようお願いいたします」とは?

「ご記入くださいますようお願いいたします」は、所定の用紙に書いて欲しいときの言い方です。

病院で名前や症状をカルテに記入するとき、ホテルの受付でチェックインする場合に使われています。

「ご~くださいますようお願いいたします」は、相手に何かをお願いしたいときのワンフレーズです。

「ご記入くださいますようお願いいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご記入くださいますようお願いいたします」はとても改まった言い方です。

よく似た表現に「ご記入頂きますようお願いいたします」もありますが「頂く」は謙譲語にあたるので、やや違和感のある言い回しになります。

混合しないように、整理して覚えておきましょう。

「ご記入くださいますようお願いいたします」を使った例文

・『お手数ですが、ご記入くださいますようお願いいたします』
・『こちらのアンケート用紙に、ご記入くださいますようお願いいたします』
・『ご参加の人数を、ご記入くださいますようお願いいたします』

「ご記入くださいますようお願いいたします」の類語や敬語での言いかえ

「ご記入くださいますようお願いいたします」の言いかえとして「ご記入ください」や「お書きください」もあります。

あまり長ったらしい文を使いたくない場合に向いています。

「ご記入くださいますようお願いいたします」の類似表現

「ご記入くださいますようお願いいたします」の類語として「ご記入をお願いいたします」や「ご記入をお願いします」があります。

シンプルになった分だけ、すっきりして見えます。

「ご記入くださいますようお願いいたします」の敬語表現

「ご記入くださいますようお願いいたします」を丁重に言いかえると「ご一筆をお願いいたします」が挙げられます。

「ご一筆」とは、用紙に筆を走らせること。

書いてくれる人を高める言い方です。

「ご記入くださいますようお願いいたします」の返答や返信例

氏名や住所をしたためるようにお願いされたら、それに見合った返信をしておきましょう。

「畏まりました」や「謹んでお受けいたします」などの例文が挙げられます。

またこちらの都合で記入できない場合は「誠に申し訳ございません。

ご期待にお応えすることができません」など、ソフトな言い回しで断っておきましょう。

まとめ

「ご記入くださいますようお願いいたします」の意味と使い方をおさらいしました。

ある用紙に、一筆書いてもらいたい場合につかいます。

失礼のない言い方をマスターして、敬語のスキルを上げていきましょう。