「予定しております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「予定しております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「予定しております」とは?

「予定しております」とは?

「予定しております」は、そうしようと考えています、という意味になる表現です。

今後に対して使うことになり、例えば、「到着は2時間後を予定しております」と使った時には、あと2時間で到着すると考えている、そうしようとしているという解釈になります。

あくまでそうしたいという希望から使うことになるため、必ずその通りになるとは限らず、場合によっては全くそうとはならないかも知れません。

先の例でも、2時間で到着すると考えていたものの、途中で渋滞に巻き込まれるようなことが起きて3時間後になってしまったといった場合もあります。

そのため、この表現を使ってそうだと伝えられたとしても、そこまでそうなるとは思わない方がいいでしょう。

ですが、使った相手や状況などによってもその信憑性は変わるため、まず間違いないという時もあります。

「予定しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「予定しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「予定しております」は、様々なことに対して用いることができる表現です。

「完成は来年の3月を予定しております」と使った時には、来年の3月に完成させることを目標にしているという解釈になり、「販売価格は500円を予定しております」とすれば、それを500円で販売しようとしています。

先のように、使った側や状況などによって本当にそうなるかどうかが変わる表現のため、順調に進んでいる作業の終了について「○日を予定しております」と使ったような場合には、まずそのようになると考えてよく、いつもこのような表現でそうしたいと言いながらもその通りにならなっていない相手が使った時には、そこまで信頼するのは考えものです。

口語、文章のどちらでも用いられており、少なからずそうなると相手に期待させる表現になることから、ビジネスシーンではある程度でもそうなる算段がない場合には使わない方がいいでしょう。

「予定しております」を使った例文

「予定しております」を使った例文

・『この映画の次の上映は15時からを予定しております』
・『展示会で配布する数は300を予定しております』

「予定しております」の類語や言い替え

「予定しております」の類語や言い替え

・『予定になります』
少し形を変えてこのように使っても意味は一緒です。

「予定しております」だと、この前に“を”とつけて使うのが通常ですが、こちらの表現ではそれが“の”になるという違いがあり、上の例文もそれぞれそのように言い替えることができます。

まとめ

まとめ

「予定しております」は、そうしたいと考えている時に用いられる表現になります。

あくまで希望や目標となるため、その信憑性は使った相手や状況などによって変わり、必ずしもそうなるとは限らないと覚えておきましょう。

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