この記事では「お変わりなくお過ごしでしょうか」について解説をします。
「お変わりなくお過ごしでしょうか」とは?意味
「お変わりなくお過ごしでしょうか」とは?意味
大きな変化もなく暮らしていますか、といった意味です。
「お変わり」は、変わることを丁寧に表現した言葉です。
「お」をつけることで丁寧に表現することができます。
「お過ごし」は、過ごすことを相手を敬う表現にしたものです。
過ごすには、暮らす、月日が流れるという意味があります。
「お」は動詞の連用形について、その動作をする人に対して尊敬の意を表します。
この場合の過ごしている人は聞き手で、聞き手に対して敬意を表しています。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問う意です。
「お変わりなくお過ごしでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お変わりなくお過ごしでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、久しぶりに会った人に対してや手紙で、あいさつの言葉として使用をします。
手紙を書くときには、いきなり用件を書き出すのではなく、まずあいさつをします。
季節のことを述べたり、相手の近況を伺ったりなどをして、それから用件を伝えることが一般的です。
この言葉は、手紙の冒頭の方で相手を気遣う意味を込めて用います。
久しぶりに会った人についても、相手を気遣う意味が込められています。
相手を敬う丁寧な表現をしているので、目上の人などに述べても失礼にはなりません。
自分よりも下の立場のものに対しても、改まった手紙の場合は用いる言葉です。
改まった手紙なので、下の立場のものに丁寧な表現を用いても違和感はありません。
「お変わりなくお過ごしでしょうか」を使った例文
「お変わりなくお過ごしでしょうか」を使った例文
・『暑くなってきましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか』
「お変わりなくお過ごしでしょうか」の返答や返信例
「お変わりなくお過ごしでしょうか」の返答や返信例
手紙をもらった場合は、手紙で返事をだします。
自分の近況を述べて、それからもらった手紙への返事を書いていきます。
相手が気遣ってくれたことに対して、感謝の気持ちを示してもよいでしょう。
対面の場合も、自分の近況を述べます。
このときに、相手を心配させるようなことは述べないことが望ましいです。
病気をしたなどを隠す必要はありませんが、大げさに表現したり、心配をかけたりするようなことはしないようにしましょう。
相手は軽いあいさつのつもりで、このような言葉を述べているので、深刻にならないように気を付けます。
自分のことを話すだけでなく、相手のことも尋ねます。
まとめ
まとめ
この言葉は、久しぶりにあった人に対してや手紙の中で、あいさつとして用いるものです。
いきなり用件を伝えるのではなく、こういった言葉を用いた方が、コミュニケーションがスムーズになります。