「ラフ」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフコースの説明でよく聞く言葉に「ラフ」があります。

どのゴルフコースにも必ずあるものですが、具体的にはどの部分を指しているのでしょうか。

今回は、「ラフ」の意味と関連用語について解説します。

「ラフ」とは?意味

「ラフ」とは?意味

「ラフ」とは、「ゴルフコースのフェアウェイやグリーンの外側に位置する草が長く伸びたエリア」を意味する五古用語です。

「ラフ」の概要

「ラフ」の概要

具体的なエリアとしては「コース同士を隔てる境界線からフェアウェイまでのエリアのうち林、池、バンカー、グリーン以外の部分」のことを「ラフ」と呼びます。

一般的には「ウェアウェイ以外の草が伸びているエリアという意味で使われています。

コース中央を走るウェアウェイがショットしやすいようきれいに整備されているのに対し「ラフ」はあえて整備がされていません。

コース難易度を高めるため地面が荒れていたり草や芝が長く伸びていたりするのが大きな特徴で、ショットがしづらくコース攻略を阻む障害物として機能しています。

ひとくちに「ラフ」といっても状況はさまざまです。

ある程度整備されていてショットにほとんど影響がないエリアもあれば草がぼうぼうと生い茂ってヤブのようになっているエリアまで「ラフ」の状況によってコースの特徴が決まると言っても過言ではありません。

基本的にはコースの難易度を高めるプレーヤーにとってやっかいなエリアであり「ラフ」に入れないようフェウェイを狙ってショットしていくのがどのゴルフコースにも共通するオーソドックスな攻略法です。

「ラフ」はプレー可能エリアなのでOBのようなペナルティや救済措置はありません。

障害物で打てないなど特別な理由がない限りボールが落ちた地点から次打を打ちプレーが続けられます。

フェウェイに比べるとショットしづらい「ラフ」ですが、コースデザインによってはあえて狙うこともあります。

大きくカーブしたデザインのゴルフコースではフェアウェイを狙って遠回りするよりもあえてラフを狙いショートカットしたほうが効率がいいこともあります。

そのようなコースでは「ラフ」を活用できる高い技術が求められます。

「ラフ」の言葉の使い方や使われ方

「ラフ」の言葉の使い方や使われ方

・『ティーショットが大きく右に曲がりラフに入ってしまった』
・『ラフに捕まり3打も打ってしまった』
・『転がったボールがラフに入ったが打ちやすそうな場所だったので一安心だ』
・『無理に距離を出そうとせず素直に振り抜くのがラフからショットするときのコツです』

「ラフ」の関連語

「ラフ」の関連語

・スルーザグリーン
ゴルフコースのうちティーグラウンド、グリーン、ハザード以外の全エリア」を意味するゴルフ用語です。

このエリアに飛んだボールはプレー続行可能となる範囲を示すもので「ラフ」も含まれます。

・ブッシュ
「コルフコースの中にある長い草や低木が生い茂る茂み」を意味するゴルフ用語です。

かなり打ちにくいエリアですが分類上は「ラフ」の一部分に区分されます。

・グラスバンカー
「ゴルフコース上にある伸びた芝や長い草が生い茂った窪地」を意味するゴルフ用語です。

バンカーの一種ですが実質的には「大きくくぼんだラフ」のことを指しています。

まとめ

まとめ

「ラフ」はゴルフコースの大きな部分を占めています。

どれだけ回避できるか、入れてしまったときにどうやってリカバリーするかによってスコアが大きく変わります。

ゴルフ上級者をめざす第一歩は「ラフ」の攻略からと言っても過言ではありません。

苦手意識を持たないようしっかり練習してください。

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