「下駄を履かせる」はどんな意味で使う言葉なのでしょうか。
今回は、「下駄を履かせる」の意味について解説します。
「下駄を履かせる」とは?意味
「下駄を履かせる」とは?意味
「下駄を履かせる」とは、「送料や特典などを水増しして有利に扱い本来よりも過大に見せること」を意味する言葉です。
「下駄を履かせる」の概要
「下駄を履かせる」の概要
履物の一種である下駄はそこに高さのある歯がついていることから、履いて立つと本来の身長よりも背が高く見えます。
実際の身長よりも高く見えることになぞらえて「底上げして大きく見せ有利に扱うこと」を「下駄を履かせる」と表現します。
特定の対象だけ一方的に有利に扱うことを意味しており、一般的には不正な判断や平等ではない取り扱いに対して使う言葉です。
「下駄を履かせる」の言葉の使い方や使われ方
「下駄を履かせる」の言葉の使い方や使われ方
『高額の寄付金を納めた生徒だけ試験結果に下駄を履かせる』
『地元出身者のみ得点に下駄を履かせる特別枠を設ける』
「下駄を履かせる」の類語や言いかえ
「下駄を履かせる」の類語や言いかえ
・水増しする
「量や数を不正な方法で多く見せる」という意味の言葉です。
「下駄を履かせる」が高さをかさ増ししている様子を表し得点など高いほどいい結果になるときの有利な取り扱いを指すのに対し、こちらは三次元的な容積を増やす様子を表し不正な方法による量のごまかしを指します。
まとめ
まとめ
「下駄を履かせる」は昔から使われている表現です。
公表されずに行われる場合は不正行為に当たる可能性が高いので注意してください。