「下駄を預ける」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「下駄を預ける」の意味を分かりやすく説明していきます。

「下駄を預ける」とは?意味

「下駄を預ける」とは、相手に物事の処理や責任を一任することを言います。

「下駄を預ける」の概要

「下駄を預ける」の語源は、日本では昔から玄関で履き物を脱ぐ習慣があります。

今は靴ですが、昔はそれが下駄にあたりました。

相手に下駄を預けることは、下駄を返してもらうのは相手次第ということになります。

そこから、自分の身動きが取れなくなる、相手にすべてを任せると言う意味になりました。

「下駄を預ける」と似た意味を持つ表現としては、「丸投げする」、「すべてを託す」、または「バトンタッチする」などが挙げられます。

「下駄を預ける」の言葉の使い方や使われ方

・『彼はいつも面倒な仕事を部下に下駄を預けているようだ』
・『彼女は人に下駄を預けることが得意だ』
・『何だか彼にうまく下駄を預けられたような気がする』
・『自分ではどうにもならず、誰かに下駄を預けるしかなかった』

まとめ

「下駄」を使った表現には他にも「下駄を履かせる」があります。

これは物の価値や値段、または数量などを実際よりも多くあるように見せると言う意味があります。

こちらも「下駄を預ける」と同様に、あまり良い意味では使われないので、使い方に気を付けるようにしたいものです。