「手塩に掛ける」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「手塩に掛ける」の意味を分かりやすく説明していきます。

「手塩に掛ける」とは?意味

「手塩に掛ける」とは、自分の子供などの世話を自らが行い、大切に育てると言う意味があります。

「手塩に掛ける」の概要

「手塩に掛ける」の場合の「手塩」とは、自分で世話をして、大切に育てることを言います。

「手塩」の他の意味としては、おにぎりを作る時に手に付ける塩のことや、昔の食習慣で、食膳に添えられた少量の塩のことを指しています。

「手塩に掛ける」の言葉の使い方や使われ方

・『手塩に掛けて大切に育てた娘を嫁に出す』
・『手塩に掛けて育てた野菜が実り、ようやく収穫できるまでになった』
・『手塩に掛けた愛弟子が、いよいよ独り立ちすることになった』
・『手塩に掛けて育てた息子が、ようやく一人前の社会人となった』

まとめ

「手塩に掛ける」は、特に父親が愛娘を嫁がせる時などに使われている表現として知られています。

愛情を注いで大切に育て上げてきたからこそのさまざまな思いが、そこには詰まっているように感じられます。

愛情を注いで自らが育てていく対象は人間だけではなく、動植物や他のものにもあてはまります。

これは慈しみの愛であり、見返りを求めない、損得抜きの真の愛情と言えるでしょう。