「虫唾が走る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「虫唾が走る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「虫唾が走る」とは?意味

「虫唾が走る」は「むしずがはしる」と読みます。

意味は「胸がむかむかするほど不快な様子」で、ある人やものごとに対して嫌悪感を持つことを言います。

ただ嫌いなだけではなく、目の前にあったり、話題に出ただけで吐き気をもよおすほど忌み嫌っていることに使われます。

「虫唾が走る」の概要

「虫唾が走る」の「虫唾」は「虫酸」とも書き、「胃液」「胃から上がって来る不快な酸っぱい液」という意味です。

昔から腹の中には虫がいるとされ、「虫の居所が悪い」「腹の虫が治まらない」などと使われています。

「走る」は「脚を素早く動かして移動すること」から転じて「瞬間的に現れて速く動く」という意味です。

嫌いな人やものに接して「胃液が逆流してくるほど不快な様子」として使われる様になりました。

「虫唾が走る」の言葉の使い方や使われ方

「虫唾が走る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『上司の顔を見ただけで虫唾が走る』
・『ぶりっ子を見ると虫唾が走る』
・『権力者に媚びを売る人に虫唾が走る』

まとめ

今回は「虫唾が走る」について紹介しました。

「虫唾が走る」は「胸がむかむかするほど不快な様子」と覚えておきましょう。