この記事では、「うどの大木」の意味を分かりやすく説明していきます。
「うどの大木」とは?意味
「うどの大木」とは?意味
「うどの大木」とは、「体ばかりが大きくて、役に立たないもの」を意味する言葉です。
「うど」は春の山菜の名前です。
その「うど」は土から芽を出した頃は、食用に適して役立つが、大きくなると食用にも向かなくなり、かと言って材木として使える訳でもなく役に立たなくなります。
そのことを比喩的に使って、「体ばかりが大きくて、役に立たないもの」を、「うどの大木」と表現したものです。
「うどの大木」の概要
「うどの大木」の概要
「うどの大木」の言葉は、物に対して使うのは誤りで、人に対してのみ使うべき言葉です。
この「うど」は漢字では「独活」と表記しますが、これはうどの茎は柔らかく、ごくわずかな風で揺れ動き、それがさもうどが、勝手に動いている様に見えることから、この漢字が当てられたものです。
ちなみに、「うど」は小さな間に山菜として摘み取られますが、放置していると2メートル近くまで成長するとされています。
「うどの大木」の言葉の使い方や使われ方
「うどの大木」の言葉の使い方や使われ方
・『190cmの高身長があっても、運動神経が全くなく、バスケットボールやバレーボールもできない彼は、スポーツの面ではまさにうどの大木です』
・『うどの大木の言葉を使った時、ある人から差別用語だと言われてしまいました』
まとめ
まとめ
「うどの大木」とは、「体ばかりが大きくて、役に立たないもの」を意味する言葉です。