「お気に召す」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「お気に召す」の意味を分かりやすく説明していきます。

「お気に召す」とは?意味

「お気に召す」は、「気に入る」を尊敬語にしたものです。

敬意を示すべき相手が「気に入る」ことを、「お気に入る」とは表現しません。

敬意を示すべき相手が、何かを気に入っていることは、「お気に召す」という言葉で表現できるのです。

たとえば、あなたが自社の商品カタログを顧客に渡したとします。

数日後、その顧客に電話で感触をうかがうことにしました。

このような場合に「先日のカタログの中に、お気に召す商品はございましたか」と表現できます。

これにより、相手が「気に入る」ことを、尊敬語で表現できるのです。

「お気に召す」を使った例文を挙げます。

・『会長がお気に召すほどの商品はなかった』
・『社長は厳しい人なので、よほどでなければお気に召すことはない』
・『安いお店をお気に召すのが、あの人の特徴です』

このように、「お気に召す」は「気に入る」を尊敬語にした言葉です。

様々な場面で使用できる言葉ですので上手に活用するとよいでしょう。