この記事では、「兎の糞」の意味を分かりやすく説明していきます。
「兎の糞」とは?意味
「兎の糞」とは?意味
「兎の糞」は、とぎれとぎれに排泄されるまん丸な糞のことで、その様子から途切れてしまった以降は続かないという言い回しを意味します。
よって、物事がうまく続かないことを意味し、たとえ話なんかで登場する言葉です。
「兎の糞」の言葉の使い方や使われ方
「兎の糞」の言葉の使い方や使われ方
「兎の糞」は、うまく物事が続いていかないことをたとえ話で言う場合に使用します。
「兎の糞」の例文
「兎の糞」の例文
・『部長の新人への教育法はまさに兎の糞でしかない』
まとめ
まとめ
「兎の糞」については、兎から排出される際の糞の様子が途切れ途切れである様子から、物事がうまく続いていないことを言い回す例えばなしとなりました。
ただ、「兎の糞」は、途切れ途切れになるのには理由がありまして、兎は草食なので餌である草を発酵させてから排出という方法を取るので一度に大量に排出するということはできません。
つまり、体内で発酵が完了したというものだけを少しづつ排出するので少しづつでしか便が排出できないのです。
これは、草食動物ゆえの体内の仕組みで、消化のエネルギーの消費を少なくするには体内で発酵させてから、栄養吸収し消化します。
だから、兎の場合、発酵がうまくいかなくなり下痢になりますと命を落とすのは、そうした理由からです。
なので、「兎の糞」は、途切れ途切れでうまく続いていないことを現すんですが、兎からすれば、うまく続かないことがベストな消化の方法でかつベストな便の排出なのでこの言葉は、兎からすれば、余計なお世話なのです。