この記事では、「意に介さず」【いにかいさず】の意味や使われ方を分かりやすく説明していきます。
「意に介さず」とは?意味
「意に介さず」とは?意味
人からの批判をまったく気にしようとせず、我が道を行く気持ちを表すのが「意に介さず」【いにかいさず」です。
いくら人から嫌味を言われたとしても気にせず、いちいち口論したり、喧嘩せず冷静でいる考えを持つという意味合いがあります。
「意に介さず」の概要
「意に介さず」の概要
自分の気持ちや考えという意味がある「意」は気持ちを、「介さず」は否定して聞き入れないと訳します。
心掛けない気持ちを表す言葉であり、前向きな考え方をする人は、我が身に嫌なことが起きてもいちいち気にしないところが素敵ですが、ときに人の忠告に耳を傾けないところが嫌われるのです。
「意に介さず」の使い方や使われ方
「意に介さず」の使い方や使われ方
「いくら忠告しても兄は意を介さない」と、かたくなに他人の話を聞き入れない姿勢を崩しません。
「周囲の冷ややかな目線はまったく意に介さない」と気にしない気持ちを表します。
「親の意見を意に介さず引越し先を決めてしまい、謝ることにした」と勝手な行動したことを反省するわけです。
対義語は「意に介する」【いにかいする】で、相手の忠告を聞き、今の行動や言動を見直すと前向きな気持ちを表します。
まとめ
まとめ
素直に人の意見を聞き入れない人が見せる態度を表す言葉をご紹介しました。
周囲に流されず、あくまでも自分を尊重する人によく見られるさまと覚えておくといいでしょう。