「不毛な論争」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「不毛な論争」とはどのような論争なのでしょうか。

今回は、「不毛な論争」の意味について解説します。

「不毛な論争」とは?意味

「不毛な論争」とは、「なんの成果も得られない無意味な論争」を意味する言葉です。

「不毛な論争」の概要

土地を耕しても作物が育たず実りがないことを「不毛」といいます。

土地が痩せ衰えていて栄養がなく農業には適さないことを意味する言葉ですが、どれだけ頑張って耕しても収穫があげられない無価値な土地であることから転じて「努力しても成果が得られないこと」という意味で使われています。

「不毛な論争」とはどんなに頑張って議論を交わしたところで有意義な内容にはならない、つまりやるだけ無駄な論争を指す言葉です。

一般的な論争は議論を通じて新しい知見を得たり有意義な結論を導き出したなど何らかの成果を得られるものですが、お互いの主張をぶつけるばかりで相手の話を聞かなかったり罵倒合戦になってしまったりなどとても実りある終わり方にはならない論争を指して「不毛な論争」と表現します。

「不毛な論争」の言葉の使い方や使われ方

『学者達は不毛な論争に明け暮れた』
『不毛な論争に費やす時間はない』

まとめ

「不毛な論争」などいくら重ねても時間の無駄でしかありません。

実りのない論争に陥ってしまう原因は様々です。

そのような事態にならないためにも当事者には論点を整理したり妥協点を見出したりなどの努力が求められます。