「公にする」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「公にする」とはどんな行動を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「公にする」の意味について解説します。

「公にする」とは?意味

「公にする」とは、「世間に知らせること」を意味する言葉です。

「公にする」の概要

ある事実について私的な扱いに留めることなく世間や社会に広く知らせることを指す言葉で、一般的には「秘密にされていた事実を不特定多数の人に知らせること」という意味で使います。

「公にする」の「公」とは社会全体のことです。

特定の個人や団体ではなく特に制限を設けない幅広い人たちの目にふれるようにすることが「公にする」であり、物事を特定の私人の範囲に収めておかず社会全体に広めることを表しています。

具体的な方法は様々で新聞やテレビなどの報道で事実を広めたりインターネットで誰でもアクセスできる場所に情報を提供したり政治家の談話や論文など公的な形で情報発信したりなど、手段や方法は問わず社会全体に広める行為を指して「公にする」と表現します。

「公にする」の言葉の使い方や使われ方

『機密情報を公にする』
『裏取引の事実を公にすると大きな事件になるのは間違いない』

まとめ

「公にする」で対象になるのは社会や世間の全てです。

知れ渡るのが限定された範囲である場合は当てはまりません。

強い影響力を示す言葉なので言葉の意味を正しく理解して使いましょう。